読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

1年目から10本塁打のスラッガー JR東日本 高橋 隆慶選手 社会人右内野手

社会人野球東京大会Cブロック(8日、JR東日本1―3NTT西日本、等々力)4チームずつ4ブロックに分かれてのリーグ戦初戦。JR東日本は、1-3で敗れた。しかし、七回1死で社会人2年目の4番・高橋隆慶内野手(23、中大)がそこまで2安打に抑えられていたNTT西日本の最速148キロ右腕・松井大輔投手(23、青学大)から左越えに豪快なソロアーチを放って一矢を報いた。

「ちょっと、連打で点が取れない感じで、いいカウント(2ボール0ストライク)だったので、真っすぐを狙った。打った瞬間、いったと思った」

茨城・明秀日立高出身、高校では通算20本塁打、中大時代は東都のリーグ戦で通算4本と数字は残せていないが、同校の先輩・細川成也外野手(26、現中日)や光星学院高(現八戸学院光星高)で指導してきた金沢成奉監督直伝の指導を受けてきた〝右打ちのロマン砲候補〟として、注目されてきている。

各球団とも右打ちの長距離打者は要チェック素材で、この日2球団が視察に訪れ、4場・三塁でスタメン出場した高橋に視線を注いでいたヤクルト・丸山スカウトに「青学大時代からの好投手、松井からいいものを見せてもらった。パンチ力があって、楽しみ」のコメントを残させたほどの打球、打った瞬間にそれとわかる強烈な一打を見せつけた形だ。

JR東日本の主砲・高橋、強烈な左越え本塁打 右のロマン砲でドラフト候補に - サンスポ

 

【高橋選手の紹介】


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186センチ94キロ 右投げ右打ち

ポジション:サード・ファースト

   経歴:明秀日立高−中央大−JR東日本

  解禁年:2025年

 

 通算8本塁打、社会人トップクラスのパワーを誇る右打ちのスラッガー。引っ張る打撃を中心に本塁打だけでなく安打も量産。社会人1年目から4番でも起用され、オープン戦も含めると1年目から10本塁打を放っています。

 大学までは長打を求められるあまり色々と考えすぎてしまい打撃が崩れることが多かったが、JRに入社後はシンプルにコンタクトを求めるよう修正し、コーチの指導もあり1試合ごとに修正できるようになったことが好調の理由と語っています。

 また守備では大学では主に外野、DH起用がメインだったものの、JRでは監督からの指名で三塁手に転向。まだ三塁手2年目ながら、肩の強さを活かしたスローイングと安定した守備を披露しています。

 まだ荒さは残すものの身体能力の高さを魅せるスラッガーとして、指名が期待されます。

 

【指名への課題】

 課題は引っ張りの意識が非常に強く、それが凡退内容にも影響してしまっていること。高橋選手のスイングはとにかくレフト方向への引っ張りを意識したものが多く、安打の多くがレフト方向に打たれています。

 しかし引っ張りのスイングが多いためにタイミングがずれると修正できず、特にアウトコースへの球に体勢を崩された空振りが多くなっています。特に外から内に入ってくる軌道の球を投げやすい左投手を苦手としており、2年目はある程度改善されていますが、1年目は対左は1割台と目に見えて苦手としていました。

 打撃が高く評価されている選手のため、その打撃で明確な穴があると評価は低くなってしまいます。

 

 

【指名順位予想】

 即戦力とするには荒さは残っているものの、さらなる向上が見込める選手でもあります。走塁についてはかなり足が遅いため、今後向上を見込むなら打撃と守備になります。打撃は課題である対左、特にタイミングを崩されても対応できるライト方向への軽打率の向上。守備は2年目ながらU-23で最優秀守備賞を獲得するほどに向上しているので、プロでも三塁手として計算できるくらいの内容にはなっています。また大学時代はライトで起用されていたため、外野での併用も可能です。

 

 打撃では弱点を突かれ苦労するタイミングはありますが、サード・ライトで1年目から起用できることと、長打力のある内野手は希少なため、現状では2~3位候補。すでに長打は十分披露できているため、右打ちにも対応できるようになれば今年は1位候補が不足しているため、1位指名候補にもなります。