読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人における起用方針と課題 6位指名 浦和学院 藤井 健翔選手 高卒右内野手

巨人の6位・藤井健翔内野手(18)が憧れの岡本超えを誓った。

181センチ、96キロの恵まれた体格から繰り出す打球速度は160キロを超え、高校通算35発を放った大型スラッガー。「自分の名前が呼ばれなくて、焦りや不安もあった。ずっとテレビで見ていたところに自分の名前が載ったので、実感が湧きました。(巨人は)歴史のあるチーム。パンチ力に磨きをかけて通用する選手になりたい」と笑顔を見せた。

 チームは今オフ、長年4番を担ってきた岡本のメジャー移籍が濃厚。阿部監督は「将来の岡本を目指してほしい」と期待する。「(岡本に)ずっと憧れていて、動画を見ていた。超えられるくらいの球界を代表する選手になりたい。一日でも早く東京ドームでプレーすることが目標。ファンの方々の前でど派手な一発を打ちたい」。大きな体に大きな夢。ロマンたっぷりの大砲候補が、巨人の未来を照らすべく突き進む。(加藤 翔平)

【巨人】ドラ6高校通算35発の浦和学院・藤井健翔、目指すは岡本和真2世「球界を代表する選手に」 - スポーツ報知

 

【藤井選手の紹介】


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181センチ96キロ 右投げ右打ち

ポジション:サード・ファースト

 

 通算35発、浦和のジャッジと呼ばれた規格外のパワーを持つ右の大型内野手。がっしりとした下半身とパワーを誇りながらも柔らかいバッティングで安打も狙える打撃技術が魅力です。

 また守備でも遠投100mの強肩を活かした強いスローイングが魅力で、厳しい体勢でも手首のスナップだけで強い送球が可能で、守備面でも素材の強さが魅力となっています。

 がっしりとしていながら体づくりのウェートトレーニングは重視していない代わりに柔軟性に重きを置いており、一時は100キロまで増やしたものの、守備時の動きが鈍くなったため減量するなどクレバーな体づくりにも取り組んでいます。

 パワーが魅力のスラッガー候補として成長が期待されます。

【なぜ獲得されたのか】

 岡本選手がメジャー挑戦で空いたクリーンナップ候補の補強は必須の課題でしたが、戸郷選手の不調やグリフィン選手のメジャー復帰でさらに穴だらけになった先発も補強ポイントでした。そして1年目から補強しやすい先発が優先され、1~3位は先発候補が獲得されました。

 そして4位で穴の外野手レギュラー。5位で何か所も手術しリハビリ離脱が確定の吉川選手の穴を埋める俊足内野手を指名。岡本選手の穴は1年で埋められるものでないため、6位時点で残っており素材要素が強いものの、巨人でも少ないパワータイプ恵体内野手が指名されました。

 

 

【1軍起用への課題】

 課題は守備の動きの悪さ。特にランニングスローや捕球後のスローイングまではスムーズでなく余計な溜めや握り直しが多いため、平凡なゴロでもぎりぎりのタイミングになる場面があります。

 強肩のおかげで送球が強いためアウトに出来ていますが、落ち着いた送球にならないため一塁手が取りやすい高さに投げられていません。投げやすいファーストへの送球でも高さや動きに課題があるため、厳しい体勢で投げる場面が多い二塁への送球に不安を残しています。

 また打撃でもインコースに投げた甘い球をヒットに出来ていますが、ホームランボールでも外野深くまで伸び切らない単打止まりになることも多く、まだパワーを活かしきれていません。

 柔軟性を重視してウェートを全く行っていないと語っているため、プロの球威に負けないためにパワーをつけることで、一時的に柔軟性が落ちて打率が落ちる恐れがありますが、藤井選手はもともと素材型評価でスカウトも時間がかかることは承知のうえのため、大卒と同じになる4年後に2軍でクリーンナップに座れているかがラインとなります。