読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人における起用方針と課題 5位指名 沖縄電力 小濱 佑斗選手 解禁済右内野手

プロ野球の巨人からドラフト5位で指名された沖縄電力の小濱佑斗は28日、浦添市の同社で球団スカウトの榑松伸介氏らと面談し、指名あいさつを受けた。小濱は「社会人からプロに行く。即戦力とみられていると思うので、これまでやってきたことを継続し、さらに高いレベルで活躍できるようレベルを上げたい。開幕一軍で活躍し、沖縄を明るくしたい」と意気込んだ。

 榑松氏は小濱について、「3年ぐらい追いかけて、やっと指名させていただいて本当にうれしく思う」とした上で「魅力はスピードと躍動感のあるプレー。将来の巨人軍のレギュラーになっていただけるんじゃないか」と期待を込めた。

 小濱は右投げ右打の内野手。強肩と俊足、強打が持ち味。180センチ、83キロ。嘉数中(宜野湾ポニーズ)―中部商業。都市対抗野球大会の本戦に出場した昨年、九州地区ベストナインに選出された。

巨人、小濱(沖縄電力)に指名あいさつ 「将来のレギュラーに」

 

【小濱選手の紹介】


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180センチ83キロ 右投げ右打ち

ポジション:ショート

   経歴:中部商業高ー沖縄電力

  解禁年:2022年

 

 今季2本塁打、高い身体能力を誇る右打ち内野手。チームでは主にショートを守り、遠投115mの強肩と50m6.0秒の俊足を武器に堅実ながら強い送球で深くからでもアウトにしています。

 また打撃は肘を上げバットを寝かせて構えながら、あまり足を上げないすり足フォームが特徴。大きく振り抜くスイングでしっかりと打球を捉え、今年は課題だった長打力を伸ばし指名候補になるまで成長しました。スイングだけでなく足でも安打を稼ぎ、ショート正面の内野ゴロを内野安打にしてしまうほどの足を速さを披露。

 即戦力候補ながら伸びしろも残している選手として、1年目からの活躍が期待されます。

 

【なぜ獲得されたのか】

 坂本選手に次ぐショートスタメンとして泉口選手が活躍した一方、露呈したのが内野2番手の層の薄さ。吉川選手が故障で離脱した際の2番手は門脇、浦田選手が起用されましたが、ともに打率2割前半で得点力低下の原因となりました。

 中山選手が来季外野に本格挑戦するため、さらにセカンド・ショート層はさらに薄くなり、いくら石塚選手が順調といっても、高卒2年目に二遊間を全て託すのはリスキーすぎます。

 特にショート・セカンドは外国人野手を補強しづらいポイントなため、ドラフトで補強するしかありません。小濱選手はプロ入り後もセカンド・ショートとして期待でき、阿部監督も理想とする機動野球に起用できる足の速さと守備の堅実さも持ち合わせています。

 

 育成の中田、宇都宮選手も2番手候補ですが、長打が物足りないためまだ1軍相手ではパワー負けの懸念もあり、泉口選手が2年目の壁に当たれば、内野レギュラーはさらに足りなくなります。

 この3年でレギュラーになれなかった中堅内野手を一気に戦力外にしたことで1軍で計算できるショート・セカンドの候補自体ががかなり少ないため、計算できるショート・セカンド候補の層を厚くするための補強です。

【1軍起用への課題】

 課題の一つが大ぶりなスイング。小濱選手はバットを寝かせすり足気味のフォームをとっており、巻き込むような大振りのスイングで長打を狙います。

 しかしスイングスピード自体が早いわけでなくすり足のため上半身の可動範囲が狭く、緩い変化球を追いきれず大きくタイミングを外されています。スイング自体も巻き込むような大振りなスイングのため振り遅れが目立ち、速球をなかなか仕留め切れていません。

 打撃面はまだ粗さを残しており、特に150前後のストレートに差し込まれないかが課題となります。

 小濱選手は打撃よりも守備・走塁を即戦力として評価されていますが、守備も送球は強いものの、捕球から投げるまでに時間がかかっており、守備面でもよりスピーディーな送球が求められます。