読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 4位指名 亜細亜大 北村 拓己選手 大卒右内野手

10月26日のドラフト会議で、巨人は4位で亜大・北村拓己内野手(22)を指名した。強肩強打が持ち味で、昨年は大学日本代表メンバーにも名を連ねた。球団は即戦力として見込んでいる。

 早速エールを送ったのは、同じ亜大出身の井端弘和内野守備走塁コーチ(42)だ。「吉川尚や山本らとポジションを争ってほしい」と期待をかける。亜大は他の大学を圧倒する猛練習で知られるだけに、「鍛えがいがありそうですね」と聞くと、井端コーチはニヤリと笑った。1軍で活躍する姿が楽しみだ。 (巨人担当・伊藤昇)

【絆トーク】巨人・井端コーチ、D4指名の亜大・北村にエール「吉川尚らとポジション争って」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

【北村選手の紹介】

f:id:okimono:20171026205729p:plain

 181センチ87キロ 右投げ右打ち

 亜細亜大において4番をつとめた大型内野手。もともとはサードスタメンであることが多かったが、ドラフト指名においてショートを守れることは非常に重要なポイントとなるため、3年冬にショートにコンバートをしている。

 各スカウトから守備能力を評価されており、巨人スカウトも即戦力として評価しているようです。現在の巨人の若手の右内野手は増田・山本選手など中型の選手が多いため、大型野手として北村選手は岡本選手とサードを争う競争相手として期待されています。


北村拓己(亜細亜大) 4打数2安打 vs中日二軍戦 20170304

【スタメンへの課題】

 大型野手であれば本塁打数が少なく、大学での通算本塁打は5本以下。また魅力があるほどの俊足でないため、大型野手としての長打力がアピールできなければ、ただの大きい守備型野手となってしまいます。

 サード本塁打が求められるポジションであるため、本塁打数を伸ばせなければ外国人選手にスタメンを奪われる形となるでしょう。