読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2022-01-01から1年間の記事一覧

一回り成長し即戦力が期待される先発右腕 三菱重工West 竹田 祐選手 社会人右腕投手

悲願のプロ入りへ結果を残す。三菱重工West・竹田祐は言葉に固い決意をこめる。「頑張らないと置いていかれてしまう。先輩も同級生も(プロで)活躍していましたし、自分も行きたい」 11月の日本選手権では自己最速を更新する150キロを計測。3試合登板(先発…

2022年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  育成1位指名 明星大 松井 颯選手 大卒右腕投手

巨人から育成ドラフト1位で指名を受けた明星大・松井颯投手が16日、都内のホテルで支度金290万円、年俸400万で仮契約を結んだ。 最速154キロの直球を武器に、今秋の首都大学リーグ2部では6試合に登板してトップの防御率0・97をマーク。大学…

高めで空振りを奪えるストレートが武器のリリーフ 立命大 藤本 竜輝選手 大卒右腕投手

◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第5節 近大4―3立命大=延長10回タイブレーク=(11日・ほっともっとフィールド神戸) 社(やしろ)高(兵庫)時代にプロの注目を集めた立命大の藤本竜輝投手(1年)が6回から2番手で登板した。2回1安打1失点で、自…

直球で押していく新たなエース 京都大 水江 日々生選手 大卒右腕投手

関西学生野球の京大が11日、京都市内の同校グラウンドで年内の練習を終えた。プロ注目右腕で新主将の水江日々生投手(3年・洛星)は来年の目標にリーグ優勝、最優秀防御率、最多勝を宣言。大黒柱がフル稼働し、1939年秋以来、84年ぶりの頂点を目指…

読売ジャイアンツが2023年にとるべきドラフト候補選手

来年ドラフトは逸材がズラリとそろう「豊作年」だ。 高校では既に高校通算本塁打が90本を超えている花巻東のスラッガー佐々木麟太郎内野手、同じく長距離砲の広陵・真鍋慧内野手、九州国際大付・佐倉侠史朗内野手が目玉候補に挙がり、今春の選抜優勝に貢献し…

2022年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  5位指名 西濃運輸 船迫 大雅選手 解禁済右腕投手

巨人からドラフト5位指名された西濃運輸・船迫大雅投手(26)が17日、岐阜・大垣市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸800万円で仮契約した。背番号は58。26歳のオールドルーキーは「何が強みかって言ったら他の選手とは経験…

打率7割を残した1番打者 沖縄尚学 知花 慎之助選手 高卒右外野手

(24日、高校野球秋季九州地区大会1回戦=沖縄・名護 沖縄尚学《沖縄1位》8―2鳥栖《佐賀2位》) 先頭の一回、沖縄尚学の知花慎之助は2球で追い込まれたが、ファウルでしぶとく食らいついた。 「とにかく塁に出よう」 10球目。真ん中低めに来た甘い球を振り抜…

テンポよく追い込んでくる右腕 名城大 岩井 俊介選手 大卒右腕投手

◇8日 愛知大学野球春季リーグ第5週第2日 名城大10―1中部大(愛知・豊田市運動公園) 名城大は伊藤雄紀内野手(3年・高崎健康福祉大高崎)が4安打4打点の活躍で中部大に10―1で大勝し、3ポイントを獲得した。 開幕から5連勝しながらも直近の2試…

2022年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  4位指名 創価大 門脇 誠選手 大卒左内野手

巨人からドラフト4位指名を受けた創価大・門脇誠内野手(21)が18日、東京都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金5000万円、年俸840万円で仮契約した(金額は推定)。 会見場に姿を現した“ポスト坂本”は「本当に実感が湧いてきたというか、素直に…

勝手に動く球が武器  英明 下村 健太郎選手 高卒右腕投手

◆秋季四国大会 ▽準決勝 英明4―2高知(5日・レクザムスタジアム) 準決勝2試合が行われ、英明(香川1位)と高知(高知2位)が対戦。3回途中から2番手で登板した下村健太郎(2年)が、6回3/1を2被安打1失点でまとめ、18年以来のセンバツ出場…

27イニング防御率1点台の安定感が売り 北陸 友広 陸選手 高卒右腕投手

◇明治神宮大会第3日・高校の部 準々決勝 北陸4-3英明(2022年11月20日 神宮) 福井・北陸の4番でエースの1メートル85の長身右腕・友広陸(2年)が、粘りに粘って3失点完投。「序盤は大きい舞台に緊張して硬くなった。中盤から下半身を使って低めを意識した…

巨人が2022年現役ドラフトで狙う選手層と現役ドラフト候補について

日本野球機構(NPB)は7日、「現役ドラフト制度規定」を公表した。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化するためで、保留選手名簿公示1週間後の12月9日に非公開で開催。各球団は同名簿から2人以上のドラフト対象選手を選ぶ。外国人選手、複数年契約選手、…

角度をつけた球威のあるストレートで押す 広陵 倉重 聡選手 高卒左腕投手

【秋季高校野球中国地区大会1回戦 広陵5―1米子東】 広陵(広島)は、先発の倉重聡が8回を1失点に抑える好投で、大会2連覇に向けて好発進した。 新チーム結成後、公式戦初先発の2年生左腕が勝利に貢献した。伸びのある直球で相手打線を力でねじ伏せ、三回まで…

2年秋に急成長した右腕投手 山梨学院 林 謙吾選手 高卒右腕投手

◇29日 秋季高校野球関東大会準決勝 山梨学院5―2健大高崎(群馬)(埼玉・大宮公園野球場) 山梨学院が高崎健康福祉大高崎を破り、決勝に進んだ。この秋に急成長した背番号10の林謙吾投手(2年)が4安打2失点で公式戦初完投を飾った。 制球力がアップした山梨…

ガッシリとした恵体スラッガー 日立製作所  東 怜央選手 社会人右内野手

新たな挑戦とともに、社会人デビューに臨む。日立製作所の東怜央は、学生時代から慣れ親しんだ一塁に加え、三塁にも取り組む。「個人としてプロ野球という世界に入るためには一塁だけでは厳しい。まだまだ捕球だったり送球の面で課題はたくさんあります」と…

2022年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  3位指名 国学院大 田中 千晴選手 大卒右腕投手

◆2022年 プロ野球ドラフト会議 Supported by リポビタンD(20日) 巨人3位の国学院大・田中千晴投手(22)は、未来のエースに名乗りを上げた。横浜市内の同校で朗報を受け、「チームを勝たせる活躍をしたい」と決意を口にした。 普段は…

長打も打てる俊足巧打者 日立製作所 佐々木 俊輔選手 社会人左外野手

第47回社会人野球日本選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催)は第3日の1日、京セラドーム大阪で1回戦があり、日立製作所がJR九州を6―3で降し、4大会ぶりに2回戦に進んだ。 日立製作所が粘るJR九州を振り切った。三回に佐々木が先制の2点本…

総合力が評価される内野手 日本通運 木村 翔大選手 社会人右内野手

<東都大学野球2部:拓大4-1東洋大>◇第1週第1日◇29日◇等々力 1部から降格した東洋大は、開幕戦を落とした。プロ志望届を提出した今秋ドラフト候補の木村翔大内野手(4年=霞ケ浦)は、4打数無安打とNPB7球団のスカウトの前で不本意な結果だった。 7月には…

球威あるストレートで押していく投球が武器 NTT東日本 吉松 塁選手 社会人左腕投手

◇社会人野球日本選手権準々決勝 NTT東日本4─1東京ガス(2022年11月7日 京セラD) NTT東日本のルーキー・吉松塁投手が4回0/3を1失点に抑え、チームを2年連続の準決勝に導いた。ふだんはワンポイントもこなす中継ぎ左腕で、公式戦初先発。練習試合でも4月の日…

社会人で急成長する先発右腕 Honda熊本 髙橋 聖人選手 社会人右腕投手

◇第47回社会人野球日本選手権大会 2回戦 Honda熊本1-3三菱重工East(2022年11月6日 京セラD) 2006年の33回大会以来のベスト8を逃したHonda熊本の収穫は、新人・高橋聖人投手の力投。立ち上がりに1点を許したが、以後は立ち直り、6回途中まで追加点を与えな…

独特のタイミングで投げ込む左腕 パナソニック 井奥 勘太選手 社会人左腕投手

◇社会人野球日本選手権2回戦 パナソニック0─2トヨタ自動車(2022年11月4日 京セラD) パナソニック(近畿・大阪)は、トヨタ自動車(東海・愛知)に敗れ、2回戦敗退に終わった。 打線はトヨタ自動車先発・松本健吾投手の攻略に苦しみ、内野安打1本のみと得点…

準硬式から転向した右腕投手 王子 高島 泰都選手 社会人右腕投手

社会人野球の日本選手権東海地区予選は12日、愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで第1代表決定トーナメントの2回戦2試合を行い、トヨタ自動車(愛知)は西濃運輸(岐阜)に2―0で完封勝ちした。王子(愛知)は東邦ガス(愛知)に5―1で勝ち、初戦を突破し…

2022年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  2位指名 慶応大 萩尾 匡也選手 大卒右外野手

プロ野球・巨人は23日、ドラフト会議で2位指名した萩尾匡也選手(慶応義塾大学)に、水野雄仁スカウト部長と脇谷亮太担当スカウトが指名挨拶をしました。 打撃力が売りの右のスラッガーで超攻撃的な選手と評価され、2位で指名を受けた萩尾選手。 秋季リーグ…

2022年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題  1位指名 高松商 浅野 翔吾選手 高卒右外野手

巨人からドラフト1位で指名された高松商の浅野翔吾外野手(17)が21日、高松市の同校で大塚副代表、水野スカウト部長らから指名あいさつを受けた。 浅野は阪神との競合を制してくじを引き当てた原監督のメッセージ入りの交渉権確定の当たりくじを受け取…

2022年読売ジャイアンツ育成指名を振り返る。9人中8名と高卒大量指名

プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、巨人は育成指名で計9選手を獲得した。 支配下指名ではドラフト1位で阪神との2球団競合の末、浅野翔吾外野手(17=高松商)の交渉権を獲得。その後は2巡目・萩尾匡也外野手(21=慶大)、3巡目・田中千晴…

2022年読売ジャイアンツ支配下指名を振り返る。欲しいポイントを押さえた順当な指名

◆2022年 プロ野球ドラフト会議 Supported by リポビタンD(20日) 巨人は5選手を指名し、支配下指名を終えた。 指名したのは1位が高松商・浅野翔吾外野手、2位が慶大・萩尾匡也外野手、3位が国学院大・田中千晴投手、4位が創価大・門…

綺麗なフォームの左腕投手 阿南光 森山 暁生選手 高卒左腕投手

今月20日に開催される「プロ野球ドラフト会議」へ向けて、四国の候補選手たちを紹介する。最速146キロ左腕・阿南光の森山暁生投手(3年)は、支えてくれた周囲の人々への「恩返し」のために、プロ入りを誓う。 運命のドラフト目前、森山は「不安はあり…

高さのあるフォームから緩急と落ちる球で打ち取る 愛媛マンダリンパイレーツ 玉置 隼翔選手 独立リーグ右腕投手

◆練習試合 和歌山東2―4奈良大付(5日・和歌山東グラウンド) プロも注目する188センチ右腕の和歌山東・玉置隼翔投手(3年)が奈良大付との練習試合に登板し、9回6安打10奪三振の4失点で完投した。3本塁打を浴び、「変化球を打たれた。甘く入る…

巨人が2023年のコーチ陣を発表。期待できる点と不安点について

巨人は9日、2023年シーズンのコーチングスタッフを発表した。以下の通り(〇は新任、□は復帰)。 【1軍】 ▽監督 原辰徳 ▽ヘッド兼バッテリー 阿部慎之助 ▽総合 □川相昌弘 ▽打撃チーフ 〇大久保博元 ▽打撃 亀井善行 ▽作戦兼内野守備 元木大介 ▽外野守備…

第3回(最終)2022年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成5位~9位】

www.giantsdraft.site 今回は最後の育成5~9位となります。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 【育成5位指名候補①】国士舘 小笠原 天汰選手 高卒右腕投手 【育成5位指名候補②】立教大 道原 慧選手 大卒左外野手 【育成6位指名候補①…