読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2016年ドラフト指名選手の巨人における展望と起用  高田 萌生 ドラフト5位 高卒投手

 

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 【高田選手の紹介】

 体の細さはありながらも最速154キロで甲子園を沸かせた松坂2世。しかし甲子園1回戦で5回10失点の大炎上を果たし姿を消しました。

 ドラフト指名では巨人スカウトが「まさか5位で残っているとは・・・」と本音を漏らしたほどの投手豊作年による下位指名が発生し、高田選手と大江選手を5~6位で取れたのは上手い戦略と評価されました。

 154キロを誇るが体の細さから即戦力とはいえず、スカウトも「球種を増やし、緩急を覚えれば(エースとして活躍した)桑田真澄のようになれる。じっくり鍛え、3年後には1軍に出てきてほしい」と語っており、最低でも3~5年はかかる素材となります。

 【1軍スタメンへの課題】

 課題は変化球の精度の低さ。スライダーを武器としているものの甲子園ではこのスライダーがことごとく抜けてしまい、甘くいったところを強打され大炎上となりました。 いくらストレートがあっても、緩急を生み出す変化球が駄目では狙い撃ちされてしまい、スピードを生かすことができません。そのため体作りと変化球を決め球にできるほどの精度アップが課題です。