読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 6位指名 JX-ENEOS 若林 晃弘選手 大卒社会人両打ち内野手

 

巨人からドラフト6位指名されたJX―ENEOSの若林晃弘内野手(24)が7日、東京都内の同社で井上チーフスカウトの指名あいさつを受けた。

 父・憲一さんは1972~81年に大洋(現DeNA)に所属していた元プロ野球選手。ドラフト指名後には「覚悟をもってやれ」「生半可な気持ちで活躍できる世界じゃない」など厳しくエールを送られたといい、若林は「やるからにはレギュラー、一流の選手を目指したい」と、引き締まった表情で意気込みを口にした。

【巨人】ドラ6若林晃弘「一流の選手を目指したい」指名あいさつ受け : スポーツ報知

 

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【若林選手の紹介】

 180センチ77キロ 右投げ両打ち

 ENEOSではセカンドサードを主に守る右投げのスイッチヒッター。左では長打力があるタイプ、右打ちでは巧打となる。また大学時代には外野を守ることもあったため、本人も「練習すれば感覚は取り戻せる」と発言しており、内外野ともに守れる俊足スイッチヒッターの便利屋選手となります。

 セカンドの選手として評価されているものを多く見かけますが、5位でセカンド専の田中選手獲得を考えると、衰えた寺内選手の後任や村田選手自由契約後に空いたサードをマギー・岡本選手と争う形になると考えます。


2017年11月4日 JX-ENEOS 若林晃弘選手【巨人ドラフト6位】

【1軍スタメンへの課題】

 大学・社会人と本塁打が多いタイプでなく、首脳陣もホームランバッターとしてでなく、内外野を守れ代打としても使える場面を選ばない便利屋としての獲得です。

  そのためバントなどの小技や、守備をエラーなくこなすなど、即戦力内野手としての役割を全うできることが重要になります。最初は代走兼守備固めとして起用され、ベテラン勢が疲れが見えてきた頃にスタメンになることが理想的な流れです。