読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第1回2018年読売ジャイアンツドラフト指名予想【5位~8位】

 

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続いて5~8位の下位指名予想にいきたいと思います。

 

 

 

【5位指名候補①】東京ガス 臼井 浩選手  社会人右腕投手

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 先発の一方で中継ぎ事情も苦しく、右の中継ぎも沢村・マシソン両名への負担が大きくなっています。左の中継ぎも補強したいところですが、まずは計算できる中継ぎ自体を増やさなければなりません。左で即戦力となると下位指名は厳しいため、下位でも計算できる選手を取れる右中継ぎの補強となります。

 臼井選手はフォーク主体の小柄な右腕投手。先発経験もありますが、即戦力としてみるなら中継ぎとなります。

 


<2018年ドラフト候補>東京ガス 臼井 浩 投手(光明相模原→中央学院大)【1回裏】:第73回JABA東京スポニチ大会2018 予選リーグ 東芝戦

 

 

【5位指名候補②】明治大学  逢沢 崚介選手 大卒左外野手

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  身体能力の高い左外野手。辰巳選手を獲得しなかった場合のセンターの即戦力としての獲得となります。辰巳選手と同じ身体能力型ですが、最多安打を目指す辰巳選手と比べると成績面で見劣りしており、下位獲得となっています。

 


明治大学 逢沢 崚介 選手(岡山・関西高)【3年】:東京六大学野球2017年 春季リーグ東大1回戦

 

【6位指名候補①】 駒大 白銀 滉大選手  大卒右腕投手

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 主に中継ぎで起用される横手投げの最速149キロの右腕投手。中継ぎ起用ながらロングリリーフもこなしており、今の巨人に求められるロングリリーフが出来る中継ぎ選手となります。

 

【6位指名候補②】 東海大 青島  凌也選手 大卒右腕投手

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 3年時に完全試合を達成し注目株となった右腕投手。しかしそれ以降伸び悩んでおり、18年春リーグの登板は怪我の影響もあって1試合のみにとどまっています。そのため指名順位も落ちており、巨人としては2軍ローテを補強しじっくりと育てていく先発候補の選手となります。

 


青島凌也大会史上2人目となる完全試合 9回堂々たるマウンド捌き

 

 

 【7位指名候補①】松山聖陵 土居 豪人選手 高卒右腕投手

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  最速148キロに複数の変化球を操る191センチの大型右腕投手。ただし制球に課題があり、フォームも未完成であったりとまだまだ課題の多い選手。一方でそれだけの課題を持ちながらの投球内容に素材としての高さを評価する声もあり、時間はかかるが大成すれば大型投手になれるロマン枠となります。


大会屈指の速球派 松山聖陵の土居140キロ連発

 

 

【7位指名候補②】瀬戸内  新保 利於選手 高卒左内野手

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 現在の巨人は大卒・社会人選手が多い一方、高卒指名の支配下内野手は17年の湯浅選手をとったものの、それ以前の14~16年は高卒支配下内野手の指名は1人もあっていません。そのため年齢バランスが偏っており、特に左の支配下内野手が少なく、プロ入り後もショート本職でいける選手の数が少なくなっています。

 そこで身体能力の高い新保選手を獲得候補とし、支配下の高卒内野手の補強としています。

 

 

 

【8位指名候補①】東海大 飯嶋  海斗選手 大卒左腕投手

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  中継ぎ左腕候補の東海大枠となります。現状変化球が少なく、中継ぎとしても即戦力として計算できないため、二軍漬けとなるため下位指名となりますが、ストレートとスライダーが魅力の選手です。

 

 

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【8位指名候補②】日本航空石巻 上田 優弥選手 高卒左外野手

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  打撃技術が売りの大型左打者。レフトがポジションですが、左投げ左打ちでレフト向きではなく、ライト・センターを守れる守備力もありません。そのため外野手登録ですが、巨人としてはファースト起用の選手となります。

  巨人としては2軍では脇谷・宇佐見選手や三軍では外野手の加藤選手が守っており、ファーストメインで育てる選手がいない状態となっています。そのため上田選手をファーストで起用しながら、代打の切り札として育てていくプランとなりす。

 

 

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 【なぜこのような指名となったのか】

 今回の指名では中継ぎの補強。そして時間のかかるタイプの素材型を中心に獲得候補としています。

  今回特に迷ったのが7位と8位。ここで解禁済社会人投手を補強し、5位で高卒投手を取ることも考えましたが、今の巨人の中継ぎは勝ちパターンで起用が見込める選手が不足しているため、実績・伸び代や連投中の内容を考慮しそのクラスの選手をぎりぎりでとれる5位としています。

 

 

 

 ファーストの代打枠は立教大の飯迫選手や立正大・伊藤 裕季也選手も候補でした。こちらはファーストで起用されているためすぐに起用できますが、17年の大卒・社会人内野手補強により22~26辺りに内野手が集中しているため、年齢バランスの面から外しています。

 

次は育成1~3位となります。

 

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