読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

鋭いスイングが魅力の強打者外野手 大阪商業大 滝野 要選手 大卒左外野手

大商大が5回コールドで大勝した。3回に滝野要外野手(4年、大垣日大)が右前へ先制の2点適時打。勢いのまま、この回打者11人の猛攻で一挙8得点を挙げた。 

 投げては先発の大西広樹投手(3年、大商大高)が5回1安打無失点の好投。圧巻の内容で関西対決を制した。

 昨年の同大会で同じ天理大に2―4で敗戦。苦戦した天理大・先発の森浦大輔投手(2年、天理)のスライダーをマシン打撃で徹底的に対策し、1年越しのリベンジを果たした。滝野は「絶対に勝つぞとやってきた。リベンジできてよかった」。次戦に向けて「関東の強い大学にも勝って関西の力を見せたい。目標は優勝」と力強く話した。

大商大 天理大にリベンジ 5回コールド圧勝で2年連続初戦突破― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

 

 

【滝野選手の紹介】

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 184センチ75キロ 右投げ左打ち

 ポジション:ライト

 

 大阪商業大ではライトを任される細身の外野手。腰を高めに構えるフォームが特徴。大学通算0本ながらも身体能力が高く、インコースの当たりを振りぬき長打にできるスイングは魅力。

 大阪商業大では4番を打っていたが、正捕手の太田選手が4年目で打撃面で結果を残しており、現在は3番を担っている。

   走塁についても一塁到達速度4秒前半を記録し、まだ細身であることから、プロ入り後のパワーアップが期待されています。


大阪商業大学 滝野 要 選手(大垣日大)【4年】:第67回全日本大学野球選手権2018

【指名への課題】

  引っ張りの意識が強いためか、外に逃げる球を引っ掛けセカンドゴロにする場面が多々見られます。

  かといってアウトコースを上手く左中間に弾き返すようなヒットも打てていないため、外への対応が課題。全国大会では本塁打を記録しましたが、本塁打を全く打てていないため体の細さもあり素材型となります。

 

 

【指名順位予想】

  左の身体能力型で一定の需要はある一方、立命大の辰巳、明治大学の逢沢選手など同タイプがいることもあり、最多安打記録を狙う辰巳選手と強豪六大学で一定の成績を残している逢沢選手と違い、地方リーグで打率こそ残しているものの、打撃の粗さもあり他二人に比べると1ランク落ちています。このため指名順位は2軍で鍛える必要があり、打撃・肉体両面の進化が必要なため8位~9位となっています。