読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

通算20本超えの恵体外野手 花巻東 紺野 留斗選手 高卒右外野手

  第100回全国高校野球選手権大会第1日(5日、甲子園)入場行進で花巻東はしっかりとした足取りで聖地を踏みしめた。今春センバツも経験した紺野(3年)は「チーム全員で堂々と行進できた。勝つ気持ちしかわかなかった」と自信をみなぎらせた。チームは「岩手から日本一」が最大の目標。センバツ8強チームの4番打者は「てっぺんを目指すしかない」と優勝を誓った。

花巻東4番・紺野、センバツ経験でみなぎる自信/東北スポーツ - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

【紺野選手の紹介】

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 180センチ83キロ 右投げ右打ち

 ポジション:ライト

 

 高校通算20本超えの恵体外野手。春の地方予選では打率.375を残しており、3番・田中選手や5番・川内選手とともに率を残すクリーンナップとしてチームの打点を稼いできました。

 また守備はライトをメインポジションとしており、送球コントロールには課題があるものの強肩を武器とした送球も行っています。走力についても50メートル6.2秒と俊足を誇っており、身体能力の高い大型外野手として注目されています。


花巻東 注目の4番打者 紺野留斗外野手

【指名への課題】

 地方試合では打撃成績を残せているものの、甲子園での成績は芳しくありません。3年春の選抜では12打数2安打1打点で打率.167で夏の甲子園では4打数1安打で打率.250となっています。

 この原因はミート技術であり、甘めに来た球も引っ張った打撃ながら打球はライト方向へのファールとなっていました。これは引き付けて打つという引っ張りの打撃が出来ておらず、レフト方面への長打はほとんど見られませんでした。

 

 全国大会となり強豪が相手となると打ち頃の球や甘いコースに何度も来ることはありません。このため数少ない甘い球を仕留める準備が出来ておらず打ち損じをしてしまっているのが現状です。

 

【指名順位予想】

 通算20本を超える打撃結果はあるものの、技術としては打撃・守備ともにまだまだとなります。このため支配下指名は厳しく、順位としては育成2~3位が候補となっています。

 ただライトもしくはセンターを守れて身体能力型は技術がつけば上位を狙える存在となるため、志望を出さず花巻ブランドで有力チームに行き、そこで上位指名を狙う可能性もあります。このため支配下指名の順位縛りを出す可能性があり、その結果指名漏れで進学・就職で有力チームに行く流れが濃厚です。