三菱日立パワーシステムズの龍が2本塁打と当たった。ともにホンダ鈴鹿の左投手から。一回の先制2ランは平尾の真っすぐを捉え、打った瞬間に右手を高く掲げた。「監督に直球を狙っていけと言われていた」。六回には2番手川脇からの一振りで貴重な追加点。
龍は昨年の準々決勝でも2本のアーチを架け、チームを4強入りに導いた。2回戦の相手は昨年覇者のNTT東日本。「チャレンジャー精神でしっかり勝って、また上に行きたい」。頼れる4番打者が力を込めた。
【龍選手の紹介】
17 都市対抗野球準々決勝 三菱日立パワーシステムズ対JR西日本 龍幸之介選手
180センチ90キロ 右投げ左打ち
ポジション:レフト
解禁年:2018年
今季の社会人ドラフト候補のなかで一番のパワーを誇るスラッガー。ホンダ鈴鹿戦で同じドラフト候補の平尾選手から2HRを放ち勝利に貢献しました。
このため二回戦では警戒に警戒され、なんと4打席中3死球という結果となりました。打撃自体は巧打はあまり見られないものの、パワーとスイングスピードでは社会人トップクラスとなります。
【指名への課題】
ケースバッティングが出来るタイプでなく、常にフルスイング。このため一点が欲しい場面でもフルスイングして単打にするなら打ちやすい球をファウルしています。打撃技術に優れるというよりも、本塁打にするパワーとそれをバットの軌道に乗せることに優れているため、鋭いスイングというわけではありません。このため左の代打としてみるには打撃の確実性に欠ける為、即戦力とは言い難い選手となっています。
これが高卒・大卒選手ならぱまだ待つ余裕もありますが、大卒社会人となるとあまり待つ余裕もありません。守備も下手というほどではありませんが、無難にこなせるレベルです。足も遅く確実性がないレフト専となるとどうしても順位は下がってきます。
【指名順位予想】
パワーはあるものの即戦力とは言えず、これが高卒社会人ならば二軍で育てながらという計画を持てますが、大卒となると年齢面からもあまり時間をかけられません。ただしパワーは本物であるため、打撃の確実性が改善されればポジションの問題から上位といかないまでも4~5位は狙える選手となります。
このため今季は指名漏れが濃厚。指名辞退を出すか順位縛りで来期上位候補を狙う選手となります。