読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

191センチの長身右腕投手 松山聖陵  土居 豪人選手 高卒右腕投手

 日本高野連は10日、早実(東京)で清宮幸太郎(現日本ハム)とともに中軸を担っていた野村大樹捕手、今春の選抜大会に出場した松山聖陵(愛媛)の土居豪人投手らが新たにプロ志望届を提出したとホームページ上で公表した。

早実・野村、松山聖陵・土居がプロ志望届 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)

 

 

 

【土居選手の紹介】

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191センチ85キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジアップ・フォーク

 

 セットポジションからゆっくりとした動作で力みなく投げるフォームから最速148キロ、常時130中盤のストレートを投げる長身右腕。球速は遅いものの長身から角度あるストレートで空振りを奪い、ストレートを狙ったバッターに対し120キロ台のチェンジアップ・フォークで空振りを奪い、110キロ台の縦のカーブで落差をつけて見逃しを奪います。

 身長だけでなく手足も長い投手として理想の体形をした選手であり、まだ筋肉がついていないため制球が安定していませんが、その潜在能力を高く評価されています。


松山聖陵 土居豪人 投手 4K撮影 1安打完投 4~6回 平成29年秋季四国地区高等学校野球大会 愛媛県大会決勝 10月23日

【指名への課題】

 ゆったりとしたフォームでコントロールをとっているため、ランナーが出てセットとなると途端にコントロールが悪化します。コントロール・変化球ともにコントロールが悪化するためボール先行でカウントを悪くし、フォアボールでランナーを貯めるか置きにいった130中盤のストレートを痛打されて失点します。

 

 また中学時代より両足股関節痛を抱えており、痛みでトレーニングすら出来なかった時期もあったほどです。この関節痛が今現在も治っていない場合、体が出来上がっていない土居選手にとって致命的であり、治療とトレーニングで3~4年は実戦で投げられない恐れもあります。

 

【指名順位予想】

 関節痛が治っている場合でも肉体強化に時間がかかる選手のため、指名順位としては9位~育成1位となります。もし関節痛が治っていない場合は育成3~4位とかなりの下位指名となっています。投手にとって致命的となる股関節関節痛が治っているかどうかが指名順位を大きく左右しています。