読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

埼玉のスラッガー 昌平 渡邉 翔大選手 高卒左内野手

 

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高校野球埼玉大会:狭山ケ丘5-2昌平>◇23日◇決勝◇メットライフドーム

昌平(埼玉)の高校通算46本塁打、プロ注目・渡辺翔内野手(3年)は、将来の夢、憧れの舞台への思いを手紙につづった。メットライフドームでの決勝戦。初の県制覇まで、あと1歩及ばなかった。

狭山ケ丘から警戒された。初回以外の3打席で、相手エース清水竣介投手(3年)の元に、ベンチから伝令が走った。相手守備陣の声掛けも頻繁になった。直球もスライダーも、甘いコースには来なかった。4点を追う5回1死一、三塁で中犠飛を放ち、意地を見せたが、3打数無安打2三振に倒れた。今後の進路について「プロに行きたいが、あまりにふがいなかった。監督さんとよく相談して決める」と話した。

プロ注目の昌平・渡辺不発 今後の進路は監督と相談 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ

 

 

【渡邉選手の紹介】


渡辺翔大(昌平)バッティング

178センチ80キロ 右投げ左打ち

ポジション:ファースト・レフト

 

 チームでは1年生から4番を任され打球速度の速さを武器に通算47本塁打を記録。シダックス時代に野村監督から指導を受けた監督から野村野球を教えられたことで狙い球の絞り方やメンタル面の強化に成功。またストレートに差し込まれることの多かったことからスイングスピードアップのために2年冬に振込を続けた結果、打球の伸びとストレートへの対応力がアップ。一年生の間に21本塁打を記録していましたが、そこからさらに47本にまで本塁打数を伸ばしています。

 監督からも打球の速さは一級品と評される左のスラッガーとして期待されます。

 

【指名への課題】

 結果がついてきておらずヒットを打つためにゾーンを広げて手を出していますが、その結果明らかに打てないゾーンにまで手を出してしまっており、引っ掛けたようなゴロや三振が多くなっています。ミート技術はあまり高くないため上手く拾うということは少なく、元々当てるようなバッティングになっていたのを狙い球を絞り強振するようになっていましたが、現在はまた自分のバッティングが出来なくなっています。

 

 またファースト守備は平凡なゴロにかなり後ろで待ってから捕球していたため、余裕でアウトにできるはずのゴロでぎりぎりのタイミングになっていました。内野守備はあまりうまいとはいえません。

 

【指名順位予想】

 パワーはあるがミート技術はもの足りなさがあり、内野守備はあまりうまくない。本塁打も47本とスラッガーとして平均的な部類となるため、上位指名の可能性は低いと考えられます。一方で足と肩はそれなりのため、プロで起用するならファーストではなくレフトメインになります。

 出身校もドラフト常連というわけではないため、左でパワー評価として7~8位の下位評価となります。