読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

1リーグ4本塁打を記録したスラッガー 立教大 三井 健右選手 大卒左外野手

 

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東京六大学野球の立大が18日、埼玉県新座市内で今季初のオープン戦に臨み、4―1で桐蔭横浜大を下した。今秋ドラフト候補の左の強打者、三井が「3番・左翼」で先発出場し3安打。2年春には13試合に出場して4本塁打をマークしたが、昨年は不振だっただけに復活を印象づけた。
 「(昨年のエース田中)誠也さんたちが抜けたので、昨年以上に野手が頑張って助けないといけない」と自覚を口にし、視察した中日の八木智哉スカウトは「打力では十分候補になる」と評価した。

ドラフト候補 立大・三井 今季初OP戦で3安打 中日スカウト視察「打力は十分」― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

 

 

【三井選手の紹介】


<2020年ドラフト候補>立教大学 三井 健右 選手<大阪桐蔭高校>【2年】先制ホームラン:東京六大学野球2018年 春季リーグ法大戦

187センチ88キロ 右投げ左打ち

ポジション:レフト・ファースト

 

 リーグ通算8本塁打、フルスイングで長打を出せる左のスラッガー。2年春のリーグでは13試合で4本塁打を記録。フルスイングで打った瞬間にわかるスイングとパワーはスカウトからも高く評価されています。

 また守備に関してはパワフルな守備で抜ければ失点という場面でレフト前ヒットをスライディングで捕球し二塁打になるのを防いだりと積極的な攻めの守備を披露しており、レフトとして安定した守備を見せています。

 確実性に欠けるものの最終年度の秋季リーグでは不調だった打撃が上向いており、2試合で1本塁打3打点を記録。貴重な左のスラッガー候補として期待されます。

 

【指名への課題】

 常にフルスイングで長打を狙うためスイングが大きくなってしまい、引っ掛けるような当たりが多くなっています。あまりタイミングを取るのが上手いほうではなく、待っている球でないと明らかにタイミングを外されたような動きになってしまっており、スイングの固さもあって空振り・併殺打が多くなっています。

 

 2年時の好調時はフルスイングながらもボールをきっちりバットに乗せ外野に持っていく打撃を披露できていたので、その時のスイングの柔らかさを取り戻せるかがカギとなります。

 

【指名順位予想】

 評価としては打撃のみとなり、その打撃もまだ一番良かったときには戻せておらず確実性に欠ける内容となっています。守備や走塁は破綻していないものの目を見張るものではないため、打撃面の素材評価で育成2~3位が指名候補となります。