読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

オーバースローで押していく右腕投手 白鴎大足利 中沢 匠磨選手 高卒右腕投手

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高校野球栃木大会:文星芸大付5-0白鴎大足利>◇21日◇準々決勝◇栃木県総合運動公園野球場

白鴎大足利のプロ注目の最速143キロ右腕、中沢匠磨主将(3年)が涙をのんだ。0-0の10回1死二塁で2番手で登板したが、4安打4失点。決勝点を許した。

文星芸大付打線について「目に見えない圧力を感じました。力が足りなかった」と話した。進路については、プロ志望を明かしつつ「この後、監督と話をします」とした。

プロ注目の白鴎大足利・中沢匠磨4失点「目に見えない圧力感じた」/栃木 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ

 

【中沢選手の紹介】


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182センチ73キロ 右投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ

 

 ワインドアップから上半身を反らし腕の角度をあげたオーバースローのフォームで最速143キロ、常時130後半のストレートを投げ込む右腕投手。オーバースローから勢いよく投げ込むストレートを中心に、縦のスライダー・カーブも組み合わせて打ちとっていきます。

 チームでは主に中継ぎで起用。2年秋に肩の軟骨がはがれノースロー調整を余儀なくされるも、3年春に復帰すると復帰登板で最速139キロを記録。その後も中継ぎで起用され、文星芸付戦では1回もたず4失点と炎上したものの、それ以前の2試合で3回無失点と結果を残しています。

 9月6日にプロ志望届を提出しています。

 

【指名への課題】

 全体的にコントロールが悪く、変化球は精度が悪いためストレート頼りとなっています。そのストレートも高めに集まるためある程度の打者になると、球威があるストレートでも空振りが取れず、しっかりと引っ張られ長打を打たれています。特にクイックになるとストレートのコントロールがさらに悪化するため、どの打者でも最低でも2-2、フルカウントになることが珍しくありません。

 安定してカウントが取れる変化球がないため、見逃しでストライクを取れる球がなく、相手打者が手を出さないとストライクを取れない状態となっています。

 

 

【指名順位予想】

 安定した変化球がなく、球速も130後半。さらに怪我明けで先発した試合もあるものの、公式戦での実績の少なさが課題となります。ストレートが140中盤を出せるならまだ育成での可能性もありますが、

 現状ではセールスポイントよりも課題のほうが目立つ選手となっており、指名漏れの可能性が高くなっています。