読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

第3回(最終)2022年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成1位~4位】

 今回は育成1~4位となります。ここで再度ルールについて触れておきます。

①指名順位は各順位2名を予想。ただし1位指名は公表されているため1名のみ

②高卒・大卒はプロ志望届提出者のみ

⓷1位のみ外れ1位まで予想

支配下は5名、育成は9位まで予想

⑤巨人の指名順は4位で想定

 

 

 

【育成1位指名候補①】徳島IS 茶野 篤政選手 独立リーグ左外野手


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 37盗塁を記録した徳島ISの新たな俊足チャンスメーカー。大学時代から足は速かったものの、徳島ISでコーチからリードをより多くとるよう指導されたことで盗塁数の多さに繋がっています。

 また打撃でも177打数56安打2本塁打33四死球と打率3割越えを達成しており、俊足巧打の打てるバッターとして期待されます。

 巨人は走塁コーチに再び鈴木コーチを招へいしており、スラッガーだけでなく足で相手チームを翻弄する1・2番バッター育成にも力を入れていくと思われるため、俊足タイプの外野手を指名対象としています。

 

【育成1位指名候補②】立教大 宮 海土選手 大卒左腕投手


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 チームでは中継ぎで起用される最速147キロの中継ぎ左腕。2年秋から本格的に起用されるようになり、中継ぎとして高い実績を持った選手です。しかしもともとコントロールでなく球威で抑えるタイプでしたが、4年春はその制球がさらに悪化。数字ほど印象が良くない内容となっています。

 しかし中川選手が復帰の見通しが立たず中継ぎ左腕不足は顕著。即戦力だけでなく素材型を獲得し底上げが必要となっています。そのためコントロールが戻れば即戦力として見込める宮選手を育成で獲得となっています。

 9月5日にプロ志望届を提出しています。 

 

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【育成2位指名候補①】帝京長岡 茨木秀俊選手 高卒右腕投手


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 最速147キロ、伸びのあるストレートにキレのあるスライダーが武器の右腕投手。12球団すべてが視察に訪れており、準決勝・決勝ともに10回以上を投げぬいたタフさも売りとなっています。

 フォームに癖がない選手で、直江・井上選手とフォームの癖なさが魅力の選手を獲得してきた巨人。茨木選手もその枠となります。

 

【育成2位指名候補①】青森大 名原 典彦選手 大卒両打ち外野手


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 50m5.9秒の俊足に加え遠投130mという驚異の身体能力を誇る両打外野手。打撃でも主に1番センターとして起用され、.343を残す俊足巧打の大型外野手となっています。

 ただ打撃自体はまだ粗さがあり即戦力ではありません。本人は育成でもプロに行きたいと語っており、ドラ1位候補である富士大・金村選手とも対戦しているため視察自体はされています。巨人としては素材型としての獲得。

【育成3位指名候補①】東海大札幌 唐川侑大選手 高卒右捕手


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 通算20本塁打、投手兼捕手として起用される右打ちのスラッガー。捕手については高校から転向していますが、転向してすぐにスタメン捕手として起用されるなど高い適正を示しています。

 巨人も注目している左腕投手・門別 啓人選手と同じチームであるため同じく注目されている選手。こちらは支配下で捕手を指名しなかった場合の指名対象となります。

 去年の大津選手のように伸びしろを期待しての獲得となります。

 

【育成3位指名候補②】信濃グランセゾーズ 山本 晃大選手 独立リーグ左腕投手


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 最速151キロ、独立リーグ1年目の左腕投手。広島・黒原選手の同期でプロ志望を出すも、実績不足も目立ち指名漏れ。その後信濃GSに入団し、主に先発で起用されています。

 5試合に登板し3勝1敗防御率1.88.ストレートとスライダーをコントロール良くコースに投げ込んでいき押し込む投球で打ち取っていきます。3軍との試合でも先発し8回1失点と好投。不足する左腕候補を獲得するための指名となります。

 

【育成4位指名候補①】明桜 野中 天翔選手 高卒左腕投手


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 最速140キロ後半、風間選手の跡を継いだチームのエース左腕。高い奪三振能力が武器。風間選手からのアドバイスでストレートの球速アップの為に下半身を強化。常時140超えのストレートを投げられるほどに成長しました。

 ただしチームでは予選大会で敗れてしまい全国大会でのアピールは敵わず、最終戦では3回途中5失点と打ち込まれ敗戦投手となっています。

 左腕投手が不足しており、巨人としては奪三振能力を評価しパワータイプ左腕としての獲得となります。

 

【育成4位指名候補②】鳴門 前田 一輝選手 高卒右外野手


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 通算10本塁打、190センチ93キロの恵体スラッガー。チームでは主に投手兼センターとして起用されており、ドラフト候補の左腕・冨田選手が所属するチームでもあります。

 ただしまだスイングに粗さが目立ち確実性に欠けることから育成指名となっています。次代の外野スタメン候補としての獲得となっています。

 

 次は最後の育成5~9位となります。