読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

大型ながら制球力が魅力の左腕 智辯和歌山 吉川 泰地選手 高卒左腕投手

頂点に立つ――。3月18日開幕のセンバツに向け、揺るがない目標を掲げ、心を一つにする智弁和歌山の選手たちを紹介する。【大塚愛恵】

 ◇先輩の背中、追いかけ成長 吉川泰地投手(2年)

 入学時の2、3年生は、夏の甲子園で頂点に立った。レベルの差を感じていたといい、「一日も無駄にはできない。『今日はやりきった』と思えるまで練習に打ち込む」との姿勢で、その背中を追いかけてきた。

 昨夏の和歌山大会を前にして、脇腹を故障。甲子園のベンチ入りは果たせなかった。「新チームで挽回する」と気持ちを切り替え、昨秋の県2次予選、近畿大会では主に先発を担った。

 投手陣の競争は激しい。その中で「他の選手ができて、自分にできないことがあると悔しくなり、練習に熱が入る」と負けん気の強さを見せる。制球力や球威に課題を自覚し、投げ込みの量も増やす。「どんな時でも淡々と投げ込むのが得意」と大舞台への心の準備も万全だ。「野球に集中できる環境に感謝し、甲子園で躍動する姿を見せたい」

<センバツ・目指せ!日本一>智弁和歌山 選手紹介/1 吉川泰地投手/石橋輝星捕手 /和歌山(センバツLIVE!) - Yahoo!ニュース

 

【吉川選手の紹介】


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181センチ92キロ 左投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジアップ

 

 セットから軸足を大きく曲げた低い位置からオーバースローよりも低い角度で投げ込むフォームから最速139キロ、常時130前半のストレートを投げ込む左腕投手。100キロ台のカーブ、120キロ前後のチェンジアップを投げ込んでいきます。

 武器はコースに投げられるストレートとひっかけさせゴロを量産するスライダー・カーブのコンビネーション。2年生までは変化球を中心とした投球スタイルでしたが、冬の間にスケールアップを果たしストレートを中心に押していける投球スタイルを確立。

 公式戦では21(1/3)イニングを投げ防御率2.11と好投。大型左腕としてさらなる活躍が期待されます。

【指名への課題】

 課題の一つはストレートと変化球で腕の振りが異なること。どうしても変化球を投げるときは腕が緩んでしまい、ストレートと比べると腕の振りが小さくなっている点も課題となっています。このためスタミナが切れてくると制球が甘くなるため、腕の振りのばらつきや違いがより顕著により、スライダーやカーブが甘いところにいってしまう場面が目立ちました。

 

 またストレートに加え変化球はほかのドラフト候補に比べ特筆できるようなものがなく、体もある程度できてしまっているため、伸びしろ面でも評価は低くなってしまいます。

 

【指名順位予想】

 高卒左腕も指名のハードルは年々上がっており、上位指名となると常時140前半、さらに決め球を持っていることが条件となってくるため、吉川選手も球速が伸びなければ上位指名は厳しくなっています。さらに高卒としては体がだいぶ出来上がっているためここからどれほど伸びるかが不透明であり、指名のリスクが伴うことからも指名順位は低くなります。

 智辯和歌山で主力として投げている以上強豪チームからの引き合いもあるため育成指名を受けるメリットも低く、伸びしろで取られる高卒よりも、大学・社会人に進み即戦力として指名を受けるほうが上位を狙えるタイプ。そのため現状では指名漏れの可能性が高くなっています。