読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

11人目のノーヒットノーラン左腕 神戸学院大学 藤井基選手 大卒左腕投手

 

神院大の藤井基(3年)が13日の大院大戦に先発し、無安打無得点試合を達成した。昨秋の杉本和弘(京産大)以来史上11人目の達成となった。
 藤井は身長1メートル70、71キロの左腕。「無失点に抑えることを意識して投げていました。守ってくれた野手にも助けられ、チームで達成できた記録だと感じています」とナインに感謝した。

神院大・藤井基 ノーノー達成 身長1メートル70左腕が史上11人目の快挙「野手に助けられた」― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

【藤井選手の紹介】


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170センチ72キロ 左投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ・カット・チェンジ

 

 セットから上半身を少し捻り、オーバースローの角度から投げ下ろすフォームから最速147キロ、常時140前半のストレートを投げ込む左腕投手。120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブ、130キロ台のチェンジアップを投げ込んでいきます。

 武器は投げ下ろす球威のあるストレート。140前半ながら投げ下ろす球威あるストレートを中心に小さく落ちるチェンジアップ、カウントを整えるスライダーを使い分け打ち取っていきます。

 チームでは主に先発で起用。3年秋のリーグでは大阪学院大戦でリーグ11人目となるノーヒットノーランを達成。7試合を投げ1勝4敗防御率3.63の成績を残しました。

 小柄ながら力のあるストレートを投げられる左腕として、さらなる成長が期待されます。

 

【指名への課題】

 課題は変化球の精度とクイック時のコントろーうの悪化。藤井選手の投球スタイルはコントロールタイプでなく、球威で押していくパワースタイル。そのため高めに行く球もありますが、それを球威で抑え込み打ち取っています。左投手にとってカウント球となるスライダー・カーブのコントロールが悪く、この2球種を安定して投げ込めていません。特にカーブはほぼ高めに抜けており、スライダーも抜けるため安定してストライクカウントを稼ぐことができていません。

 動きが大きいオーバースローのためクイックになるとさらに精度が悪化し、一人ランナーを出すと変化球で全くストライクが取れず、四球を続け状況を悪化させています。スライダー・カーブ系が使えないため対左の被打率が5割近くになっており、変化球の精度とクイック全般が課題となっています。

 

 

【指名順位予想】

 チェンジアップは抜いたような球で左打者に有効ですが、指にひっかかり大きく外に逃げてボール球になることも多く、変化球の決め球がありません。現状では安定してカウントを作れる球がなく、四球とクイックの課題が重なり自滅する展開が多いため、先発・中継ぎどちらでも計算できません。

 このため現状では指名漏れの可能性が高くなっています。上背がなく素材面の評価もあまり高くないため、1年目からある程度計算できるところまで到達しないと指名候補とはなりません。