読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

100キロ越えの恵体大型投手 磐田東 寺田 光選手 高卒右腕投手

<春季高校野球静岡県大会:磐田東10-0静岡学園>◇21日◇2回戦◇浜松球場

磐田東が10-0の5回コールドで静岡学園を下し、3年ぶりに夏のシード権をつかんだ。プロ注目右腕の寺田光投手(3年)が5回を3安打無失点に抑え、赤堀佳敬新監督(31)の初陣で快勝に導いた。今年から16枠に増えた夏のシード校が確定。3回戦は27日に行われる。

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185センチ右腕の寺田が投打で躍動した。プロ3球団のスカウトが見守る中、直球を主体に毎回の6奪三振で5回を58球でぴしゃり。自己最速145キロには及ばなかったが、140キロを複数記録したエースは「立ち上がりが良かった。いい流れをつくれたと思う」と満足した表情を浮かべる一方、「終盤は球が抜けてしまい、スリーボールになってしまった」。無四球無失点の投球にも反省を口にした。打っては2回1死一、二塁からに右前に適時打を放ち、自らのバットで貴重な追加点を奪った。

公式戦初采配となった赤堀監督は「選手はよくやってくれました」と第一声。17年から盛岡大付(岩手)、19年からは高崎健康福祉大高崎(群馬)でコーチを務め、今春センバツでは日本一も経験した指揮官は、2週間前に就任したばかり。「まだ基本のサインだけ」と話すも、試合中にはストップウオッチを手に、走者や送球スピードを自ら計測。目安値に対する実測値を選手に伝え指導にあたった。「まだまだ課題はあるが、やろうとしている姿勢を試合の中で多く感じた」と今後に期待を込めた。

磐田東、赤堀佳敬新監督初陣にプロ注右腕・寺田光が勝利届ける5回無失点 春季静岡大会 - 高校野球 : 日刊スポーツ

 

【寺田選手の紹介】


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185センチ101キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジアップ・カット

 

 セットから少し体を捻り、オーバースローの角度から投げ込むフォームから最速145キロ、常時140前後のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ前後のスライダー、100キロ台のカーブ、120キロ台のチェンジアップを投げ込んでいきます。武器は角度のあるストレートと100キロ台のカーブの緩急をつけたコンビネーション。

 大型ながら複数の変化球を精度よく使える器用さも魅力であり、スライダーとスラッターをカウント球として使います。さらに追い込んだ打者を縦のスライダーとチェンジで打ち取っていきます。

 チームでは主に先発として起用。冬にヤマハの練習に参加したことでさらなる成長意欲がわき松坂・ダルビッシュ選手を参考にフォーム改造に着手。スライダーとカットボールの中間の軌道で曲がるスラッターも習得するなど、大型ながら起用さも兼ね備えており、高卒からのプロ入りを目指しています。

 

【指名への課題】

 課題は投球の波の激しさ。試合ごとに波があるのではなく、イニングごとに波があり、いいときと悪い時でストレート・変化球どれも精度に大きな開きがあります。

 いいときはスライダー・スラッターの変化量がよく、カウント球や低めに落とし空振りを奪う決め球両方に使える武器になりますが、悪い時はストレートが高めに抜け、スライダー系も変化量が落ちるため真ん中に抜け、もともと変化量が小さいチェンジアップはほとんど変化せず真ん中に収束してしまうため、力押しのパワーピッチングに頼らざるをえなくなっています。

 チェンジアップの精度はまだ低く、カーブは変化量と緩急差こそあるもののまだコントロールにばらつきがあるため、スライダー系とストレートが安定しないと突如崩れ連打で崩れています。

 

 

【指名順位予想】

 大型ながら変化量の高い決め球になる変化球を持っている点。大型でもしっかりと腕を振れるフォームを確立している点はプラスポイント。磐田東の監督が100キロ越えの体に考慮してウェイトトレの負荷を軽めにしていたため、プロ入り後筋力トレーニングの伸びしろを残しています。ただ大型で下半身に負担が大きいことから、プロ入り後もゆっくりと体づくりをしてく必要があり、1~2年で出てくるようなタイプでない素材型。

 大型ゆえの故障のリスクもかかえており、現状では7~8位指名候補。変化球がまとまっているため支配下ですが、調子のなみのばらつきがマイナスとなっています。