読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2024年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 育成6位指名 明徳義塾 竹下 徠空選手 高卒右内野手

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 巨人育成6位の明徳義塾・竹下徠空(らいあ、内野手・17)に吉報が届いた。183センチ、98キロの体格を生かした打撃が武器。チームでは4番を任され、今夏は甲子園16強へ導いた。

 同校では4年連続指名で「うれしい反面ホッとしている」と安ど。岡本和に憧れ、「岡本選手のように好機で打てるメンタルの強い打者になりたい」。日本屈指の長距離砲から多くを吸収し、巨人の4番へ成り上がる。

巨人育成ドラフト6位、竹下徠空「岡本選手のように好機で打てる打者に」 183センチ、98キロの体格生かす - スポーツ報知

 

【竹下選手の紹介】


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183センチ98キロ 右投げ右打ち

ポジション:ファースト

 

 183センチ98キロの恵体から引き出されるパワーが魅力の恵体型内野手。チームでは4番を任され、監督からも当たれば飛ぶと評されるパワーが魅力となっています。  

 また守備では主にファーストを守り、グラブ捌きに固さがあるものの打球反応がいいため、ファーストだけでなくサードコンバートの可能性も残しています。恵体としては50m6秒半と遅くない脚力もあるため、打撃では確実性を残し、公式戦0本塁打と実績は少ないながらも素材を高く評価され、巨人から育成6位で指名されました。

 

【なぜ指名されたのか】

 竹下選手は公式戦本塁打はなし。監督からも「指名されたことには驚いた」と語る通り、公式戦で大きな結果を残していないため、素材型一本指名となります。岸スカウトは「高校生トップクラスのパワーと広角に打てる打撃が魅力。鍛えがいがある選手」と話しており、巨人3軍はこれまで2軍とファーム球場を併用し、2軍がいないときにファーム球場を、使えないときは野外トレーニングか小野路球場を借りて練習をしていました。

 しかし25年3月に新球場が出来ることで現在のファーム球場を3軍が使えるようになり、素材型選手に球場を使った実戦トレーニングを経験させられるようになりました。そこで投手もより細身の素材型、野手も実験経験豊富なタイプでなく、技術はまだ物足りないが、素材評価の高い選手を指名できるようになりました。

 ファームの選手層も岡本大・前田選手が戦力外となったことでファースト・サードが空いており、竹下選手はファーストとしては機敏に動けるため、ファースト・サードメインに起用していく形となります。

 

 

【1軍起用への課題】

 課題はインコースの処理。竹下選手はバッターボックスぎりぎりに立つ上肘を上げた打撃フォームのため死球が多く、高知大会6死球という驚異の数字となりました。その原因がインコースに対するスイングが非常に固く差し込まれやすいという点。

 インコースに対しては振り遅れバックネットへのファウルとなったり、少しでも高めに抜けると肘に当たり死球となるのは故障のリスクもあるため、立ち位置の改善は課題の一つとなります。

 また守備も体は柔らかいためファーストの捕球体制は取れるものの、グラブ捌きは固く、特にバウンドするような送球でもグラブをあまり動かさずに捕球しているため、守備でもまだ粗さが残っています。

 体が出来上がっているため、1年目から3軍で起用はあるもののすぐに結果を出せるタイプではありません。序盤は指名打者メイン、時々ファーストで打撃技術を鍛えながら練習ではファースト守備を粗さを解消し、終盤でファーストスタメンと、長い目で見ていく必要のある選手です。

 3年目までに3軍でシーズン5本塁打以上が目標となります。