読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2024年読売ジャイアンツ現役ドラフト候補

今年の現役ドラフトは12月9日に開催される。18日に行われた日本野球機構NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝で確認された。やり方は過去2回と同じ。選手会の森忠仁事務局長は「当初から3年やってみて、いろいろ検証しながらというところだった」と説明した。

中日細川、阪神大竹、巨人オコエDeNA佐々木、日本ハム水谷など、移籍先で活躍する選手が続いている。森事務局長は「結構、埋もれている選手もでてきた」と成果を口にした。ただ、第1回、第2回とも、各球団1巡目までしか指名が成立しなかった。「2巡目、欲しい選手がいたら、何か手当てがないか」と改善点も指摘した。

現役ドラフトは12月9日 選手会・森事務局長「何か手当てが」2巡目未成立で改善点指摘 - プロ野球 : 日刊スポーツ

 

【現役ドラフトの対象選手】

▼各球団は契約保留選手名簿に載せた中から指名対象選手を2人以上選び、NPB事務局に契約情報やメディカル情報とともに提出。

▼8項目の選手は対象外。

(1)外国人選手

(2)複数年契約選手

(3)来季年俸5000万円以上の選手(1人は5000万円以上1億円未満も可)

(4)FA権を行使したことのある選手

(5)FA資格選手

(6)育成選手

(7)前年シーズン終了後にトレードで獲得した選手

(8)シーズン終了後に育成から支配下になった選手

▼5000万円以上1億円未満の選手を選んだ球団は、5000万円未満の選手を追加し3人以上を選ぶ(※今年の新ルール)。

【現役ドラフト】意外と知らない「主なルール」まとめ 複数年契約、FA歴ある選手など対象外 - プロ野球 : 日刊スポーツ

 現役ドラフトの対象は年俸5000万以上に加え、支配下選手のみ。前年シーズン終了後にトレード入団した選手は対象外。このため前年度の11月6日にトレード加入した泉・高橋礼。その後に金銭トレードで加入した近藤選手は対象外。今年FA権を獲得も残留した重信選手も対象外となります。

 

【投手】

【①:大江竜聖選手】


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1軍成績:16試合16試合13.2回0勝0敗5H 防御率2.63

 横手投げに転向した変則左腕。変則転向1年目は左の中継ぎとして活躍するも、制球の乱れで四球を乱発し自滅する展開が多くなり、ワンポイント起用にとどまっています。

 この崩れ癖をなかなか改善できておらず、今年も5月は好調だったものの、6月には3イニング7四球で崩れたのを最後に一軍登板していません。

 左の変則中継ぎは勝ちパターンとまではいえなくとも一定の需要はあり、現役ドラフトで指名順を早めたい場合には候補になってきます。

【②:畠 世周選手】


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1軍成績:1試合3回0勝0敗0H 防御率3.00

 16年2位で入団した大卒右腕。故障に悩みながらも先発・中継ぎの両面で起用されてきた選手であり、21年に最多となる52試合に登板しています。しかしそこをピークに22年は27試合。23年は故障が長引き0登板。今年も1登板にとどまっています。

 2軍では中継ぎで1点台を記録するなど結果こそ残していますが、今年は20%減俸となっており、年齢も来年で31歳とベテランの域に入っています。右の中継ぎ枠は泉・船迫・平内選手がおり、巨人にいても故障者が連発しなければなかなか出番がもらえない立場になっています。巨人はここ数年は出場機会を増やすためのトレードを行っており、畠選手も他球団でチャンスをつかませるために現役トレードに出す可能性があります。

 

【野手】

【①:湯浅 大選手】


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1軍成績:6打数1安打0本塁打四死球 打率.167

 17年8位で入団した高卒内野手。走力と守備能力の高さが売りで、1軍でも何度もファインプレーを連発。ショートだけでなくサードも守れるユーティリティも売りとなっています。

 ただし絶望的に打てない打撃が課題。1軍の通算打率は65打数9安打の.161で2割を切っています。2軍では2割後半を残しているものの、今年はドラフトで守備・走塁が売りの浦田選手を獲得しており、去年も育成で村山・宇都宮選手と複数ポジションを守れる守備・走塁型内野手を獲得しています。

 去年の現役ドラフトでは巨人が出した北村選手が最多指名希望となっており、複数ポジションを守れる内野手は高い需要があります。代走としても使える湯浅選手は、ドラフトで獲得するのがもったいないが、現役ドラフト・戦力外なら需要があるタイプとなります。

 

【②:増田 陸選手】


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1軍成績:5打数0安打0本塁打四死球 打率.000

 18年2位で入団した高卒内野手。坂本選手の後釜として期待されるも、1年目から故障に悩まされるも、22年には最多出場となる69試合5本塁打を記録。ガッツあるプレーで原監督からも気に入られ、次代の若手内野手として期待されました。

 しかし安定性のなさが改善せず、守備もショートは不可能。サードとして使うには打力不足。セカンドでは守備範囲が狭く、同じ打撃型内野手で中山選手が出てきたことでさらに出場機会が減少。

 内野手層も菊田・ウレーニャ選手に加え育成でも岡本大・加藤選手が戦力外になったものの、石塚・浦田・荒巻選手。育成からも竹下選手が加入。平山選手もサードメイン内野手が多いため、ファームの人員整理としても内野手は現役ドラフト候補となります。