第107回全国高校野球選手権栃木大会(17日、佐野日大5―0栃木商、宇都宮清原球場)2回戦で佐野日大が栃木商に勝利した。
最速146キロ左腕のエース・洲永俊輔投手は自己最速に1キロと迫る145キロを2球記録するなど、5回4安打無失点、10奪三振。四回は3連打で無死満塁のピンチを招いたが「ピンチのときこそハイになる。緊張よりかは楽しかった」とギアを上げて無失点で切り抜けた。
今大会注目投手の一人だが、今後の進路については「大学進学です」と明言した
【洲永選手の紹介】
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180センチ81キロ 左投げ左打ち
変化球:スライダー・カーブ・チェンジ
ノーワインドアップからゆったりとした始動で大きく足を上げ、オーバースローよりも低い角度で投げ込むフォームから最速146キロ、常時140前半のストレートを投げ込む左腕投手。120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブ、120キロ台のチェンジアップを投げ込んでいきます。
武器は角度と球威のあるストレート。力強く振り込むストレートは多くの打者が差し込まれており、ストレートを意識させたタイミングでブレーキの効いたスライダーを投げ込む打ち取っていきます。
チームでは主先発で起用。地方大会では2試合を投げ6(2/3)回13奪三振2失点で防御率1.35と高い奪三振能力を誇っています。
進学を表明しており、大学でさらなる成長が期待されます。
【指名への課題】
課題はストレートのムラ。洲永選手の持ち味は非常にキレがあり奪三振能力に貢献しているストレートですが、このストレートは試合ごとどころか一球ごとにキレにムラがあり、コントロールはある程度ばらつくタイプのため、ムラが出たストレートを痛打されています。
クイックになるとカーブ系の球だと腕を振り切れずすっぽ抜けるものも多く、ストレートは球速がありながらも合わせやすいため、一度ランナーを出してしまうとそこから崩れる傾向にあり、ストレート押しで通用しない相手だと失点しています。
大きな落差のあるスライダーを持っていますが、クイックだと高さが大きく落ち込んで高めに抜けているため、ストレートのムラがある以上、クイック時の変化球の精度アップが課題となります。
【指名順位予想】
進学を表明しているためプロ志望を出す可能性は低く、もし志望届を出した場合も進学先の条件で順位縛りをしている可能性があり、育成指名は厳しいと予想されます。
ストレートは高校生の中でもなかなかの強さを持っており、まだ精度には課題はあるものの決め球・カウント球両方に使えるスライダーがあるため、素材型評価となります。このため指名順位は6~7位候補となります。

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