高校野球秋季近畿大会1回戦(18日、滋賀学園5-2乙訓、さとやくスタジアム)滋賀学園(滋賀3位)が乙訓(京都2位)を下し、ベスト8進出を決めた。
先発した伴田蒼生投手(2年)は9回151球を投げて9安打2失点で完投。ピンチを招きながらも要所を締める投球で試合をまとめ上げた。
打線は主将・藤川倖生内野手(2年)が4打数3安打3打点と大暴れ。二回1死三塁で投手強襲の適時内野安打で先制打をマークすると、三回2死満塁でも左前への2点打を放つなど勝負強さを発揮した。六回には三塁方向へ絶妙なバントヒットを決めて5点目をアシスト。大一番で主将のバットが火を噴いた。
藤川は「自分が打っていかないとほかの選手もついてこないし、チームがまとまらない。日ごろからそういう意識もっていた結果が出てよかった」と振り返った。新チーム結成当初から打撃不調により「7番」での起用。山口監督は「やっと藤川がキャプテンらしい仕事をしてくれた」と安どの表情をみせた。
【藤川選手の紹介】
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180センチ74キロ 右投げ右打ち
ポジション:ショート
チームでは1・2番で起用される堅守が魅力の内野手。バットを揺らしながら大きくをあげてタメを作るフォームが特徴で、2年生では7番で起用されていたものの、秋の公式戦では30打数14安打で打率.467と高打率を残しました。
また守備は非常に安定しており、俊足を活かした広い守備範囲もさることながら、前進守備をしながらの難しいゴロでも難なく処理しています。
2年生からキャプテンに指名されるキャプテンシーも魅力であり、守備能力が高い安定した高卒内野手としてさらなる成長が期待されます。
【指名への課題】
課題はインコースへの責め。藤川選手は大きく足をあげるフォームながらアウトコースを上手く合わせはじき返す打撃ができる一方、インコースには差し込まれ気味。
大きく足をあげるため引っ張りは強振していますが、まだ体がついていけておらず、頭がぶれたスイングで芯で捉えるスイングが出来ていません。そのためインコースは引っかけたようなゴロが多く、打てても単打。長打率が非常に低くなっており、打撃面では物足りなさが残っています。
あまりパワーがあるタイプでもないため力で持っていく打撃ができるタイプでもなく、腕力・技術面両方の要因で単打が多くなっています。
【指名順位予想】
体が細いため打力を上げるにはさらに体を大きくしパワーをつける必要がありますが、今の守備の根幹である俊敏性が失われるリスクがあります。そのため高卒よりも、今の守備能力を維持したまま打力をあげた大卒・社会人で指名候補になるのが理想です。
未知数な部分が多い高卒では中途半端な打力でショートでは厳しくなった体つきになるリスクもあり、即戦力を目指したほうが上位指名を狙えるタイプ。
現段階では育成3~5位指名候補。体つきはいいためパワーをつけられる見込みはありますが、売りであるショート守備が悪くなる恐れもあるため、リスクを抱えた素材型となり指名順位も低くなっています。

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