巨人の育成選手の中で2025年に支配下候補として期待される選手とは

巨人は26日、山田龍聖投手、松井颯投手、菊地大稀投手、中田歩夢内野手を自由契約とすることを発表した。球団が育成契約を打診すると見られる。

 育成出身の菊地は1年目の22年4月29日に支配下登録。22年は計16試合に登板した。翌年の23年には50登板でプロ初勝利を含む4勝4敗、防御率3・40をマークしていた。しかし今季は1軍での登板は1登板もないままシーズンを終えていた。

 また、今季1軍登板なしの山田、今季1軍2登板のみの松井。さらに今年3月に育成から支配下を勝ち取った中田も自由契約となった。

【巨人】山田龍聖、松井颯、菊地大稀、中田歩夢が自由契約 球団は育成契約を打診と見られる – スポーツ報知

 

【2025年は巨人の支配下枠は63に】

 巨人はドラフトで支配下選手を5名、さらにDenaを戦力外になった石川選手を支配下で獲得。さらにFAで甲斐選手。新外国人としてライデル・キャベッジ選手を獲得し、支配下枠は63名となりました。

 育成ドラフトに参加するには7月31日までに支配下数を65名以上にする必要があるため、最低でも2名支配下昇格させる必要があります。そこで今回は25年育成選手の中で、一度も支配下昇格したことのない中で支配下昇格が期待できる選手を紹介します。

 

【投手】

【①:木下 幹也選手】


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 20年育成4位で横浜高校から入団した高卒右腕。これまでは3軍メインで登板だったものの、創設1年目で投手不足に悩むくふうはやてに派遣。先発として8試合に登板。2勝2敗防御率1.29と好投しています。

 好投の要因として菅野選手を参考にした、ストレートの軌道で小さく外に落ちるワンシームを取り入れたことで投球の幅が広がり先発で好投。先発の外国人は補強せずグリフィン選手のみとなるため、先発ローテは戸郷ー山崎ー井上ーグリフィン以降が固まっていません。

 先発候補は西舘、赤星、横川、平内、伊藤優、松井、京本、堀田、田中将選手が候補で1軍先発実績があるのは横川、赤星、堀田、田中選手のみと未知数なため、同じ先発候補の木下選手は支配下候補となります。

 

【②:田村 朋輝選手】


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 22年育成2位で入団した高卒右腕。最速159キロも記録。プロ入り後は主に3軍で中継ぎとして起用されています。
 常時150キロ前後のストレートが武器でしたが、制球のばらつきが目立った1年目に比べ、2年目はカットボールとフォークの球速・コントロールが向上。高卒1年目投手よりも登板回が少ないという徹底した投球管理されている選手ですか、台湾ウインターリーグではリリーフで好投。
 まだ2軍登板がなく、プロ入り後長いイニングを投げた経験がないため、まだ即戦力とは言えませんが、来季は育成から自由契約に切り替わる3年目。他球団が取れる状態になるため、取られるのを防ぐための支配下となります。投球管理されており、本人もはっきりとした計画をもってトレーニングしているため、1軍記用は支配下後さらに2〜3年後になります。

 

 

【③:富田 龍選手】


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 21年育成8位で四国学院大から入団した大卒左腕。故障の多さもあり2軍登板は3年間で34試合にとどまり、24年はわずか4試合になっています。

 武器は中川選手を彷彿とさせるような横手投げフォームから140後半の威力あるストレートとスライダーのコンビネーション。1年目は140前半だった球速も150キロを出せるほどの出力アップしています。

 一方で課題はコントロール。ストレートはある程度まとまるようになりましたが、変化球が高めに抜けることが多く、変化球で安定してストライクを取れないのが現状の課題となっています。

 しかし横の角度から150キロを投げ込める出力の高さは魅力であり、変化球さえ改善すれば薄い左腕中継ぎに食い込める存在です。ただ実績不足+すぐに改善するような課題でなく、阿部監督は打たれるより四球で崩れる投手を嫌うため、変化球が改善しなければ支配下は見込めません。支配下するにしても7月ぎりぎりになる選手です。

 

【野手】

【①:舟越 秀虎選手】


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 24年にソフトバンクを戦力外になり入団した高卒外野手。ソフトバンクでは一度も2軍出場することなく戦力外になりましたが、その脚力を評価し獲得となりました。

 入団1年目は2軍で44試合に出場。代走からスタメンを勝ち取り、96打数21安打14盗塁で打率.253とまずまずの成績を残しています。

 巨人にとっては貴重な足が使えセンターを守れる選手。センター候補はヘルナンデス、オコエ、萩尾選手しかいないため、打撃で成績が残せれば十分に支配下候補になります。

 課題は二塁打1本のみという長打の少なさ。1軍投手となればより球威が増すため、差し込まれさらに打率が下がる恐れがあります。内野安打やセーフティバントの小技で出塁を狙っても前進守備で対策され打撃が崩れていった俊足好打の選手は数多くいたため、長打を伸ばせないと支配下は望めません。

 

 

【②:フリアン・ティマ選手】


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 21年に育成で入団した外国人野手。持ち前のパワーで2軍トップの15本塁打を記録。また当初は振り回していた変化球にも対応できるようになっており、将来的なクリーンナップ候補として期待されています。

 一方で致命的な内野守備が課題。もともと外野手で起用されていましたが、出場機会のためにサード転向。手首の強さで矢のようなスローイングを披露していますが、グラブ捌きが致命的。少しでもイレギュラーすれば後逸してしまうほどであり、守備を重視する阿部監督との相性は最悪です。サード転向2年目ですがなかなか改善も見られませんが、敏腕代理人と契約したという情報もあり、このまま育成契約を続ければメジャー移籍のリスクもはらんでいます。

 このため1軍で起用するというアピールをするためにも支配下の可能性がある選手。ヘルナンデス・キャベッジ選手のどちらかが計算できない場合、DHがある交流戦でお試し起用の可能性が高くなります。

 

【③:笹原 操希選手】


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21年育成4位で上田西高から入団した高卒外野手。3年目となる24年は2軍で48試合に出場。117打数30安打で打率.288と結果を残しています。

 さらに台湾WLに派遣されると57打数17安打で打率.340とトップクラスの成績を残し、より太めのバットに変更したことが結果につながったと語るとおり、6本の二塁打を放ち課題の長打も改善。

 支配下への課題はポジションと走塁。笹原選手は1年目はセンターを守っていたものの、現在のメインはライト。ライトは1軍でも丸・萩尾・浅野・佐々木選手とより競争が激しいポジション。センターを守れればより早期の支配下が望めましたが、ライトとなれば支配下のハードルは上がります。

 また50m6.0秒と俊足なものの、盗塁は5盗塁を企画し4盗塁死と、成功率はわずか20%。スラッガー型でなく、3拍子揃った1~3番型のため、走塁技術の低さは課題となります。

 

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