2024年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 育成1位指名 富士大 坂本 達也選手 大卒右捕手

◆明治神宮大会東北地区代表決定戦▽決勝 富士大2―1仙台大(27日・ヨークいわき)

 富士大(北東北優勝)が仙台大(仙台六優勝)に2―1で逆転勝ち。2年連続6度目の明治神宮大会(11月20日から6日間、神宮)出場を決めた。

 24日のドラフトで巨人から育成ドラフト1位指名を受けた俊足強肩の坂本達也捕手は「8番・捕手」で出場して1安打1盗塁。守備でも広島2位指名の左腕・佐藤柳之介投手、ソフトバンク3位指名の安徳駿投手らをリードして1失点に抑えて攻守で躍動した。

【巨人】育成1位指名の富士大・坂本達也捕手が明治神宮大会出場決定 1安打1盗塁と攻守で躍動 – スポーツ報知

 

【坂本選手の紹介】


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173センチ76キロ 右投げ右打ち

ポジション:キャッチャー

 

 通算2本塁打、二塁送球1.8秒、チームで正捕手として起用される強肩捕手。2年春から正捕手として起用されており、様々な投手をリードできるリード能力の高さやブロッキングといった実戦能力の高さを評価されています。二塁送球も肩が強いだけでなく低くコントロールのよい送球でリーグ通算6割越えの盗塁阻止率を誇ります。

 また捕手ながら50m6.1秒と足も速く、リーグ通算10盗塁を記録。試合中にも俊足を活かしセーフティバントで内野安打をもぎ取るなど、捕手として珍しい脚も売りの選手となっています。

 

【なぜ獲得されたのか】

 育成捕手はドラフト時点で前田選手を戦力外にしており、坂本選手指名後に萩原選手も戦力外としました。そのことからも現在の育成捕手がなかなか育っておらず、新たな育成捕手の獲得は補強ポイントとなっていました。

 その中で坂本選手を阿部監督は高く評価しており、指名挨拶の場面でもキャッチャーの中で一番気にかけていた捕手と語っています。今年の1軍捕手の起用方針を見ても打撃より捕手としてのリードや投手との相性、守備能力を重視して起用しており、ドラフト指名においても打撃より捕手としてのリード・ブロッキング・スローイング評価が高い坂本選手が指名候補となりました。

 

 

【1軍起用への課題】

 坂本選手はリーグ打撃成績も2割程度。捕手であるため求められる打撃のハードルは高くありませんが、それでも課題を残しています。打席では変化球を追ってしまうことが多く、特に外に逃げる球を追いかけてしまい引っかけてゴロで打ち取られています。さらに打撃も方向も引っ張ることが多く、引っ張りに加え外を追いかけてしまう癖がゴロアウトに打ち取られる原因となっています。

 ただ坂本選手に求められているのは、大城選手のようにクリーンナップに座る打撃型捕手ではありません。

 2・3番手捕手に求められるタイミングを問わずどの投手とも組めるリード力、守備でエラーしない守備力。1点を争う終盤で盗塁により1点を取らせにいかない強肩。そこに加え坂本選手は走力もあるため、盗塁まではいかなくとも、ランナーで出ているときにワンヒットで三塁一塁に出来る走塁スキル。坂本選手は走力があることから大城・岸田選手の代走で出てそのままマスクを被る展開も予想されるため、打撃よりも守備・走塁でミスをしないことが求められます。

 そのため2軍で打率2割前半、本塁打0でも守備・走塁が1軍でいけると判断されれば支配下候補になります。

 

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