ギャップを活かしたスピードを感じる速球が魅力 常総学院  小澤 頼人選手 高卒右腕投手

<高校野球茨城大会:藤代4-2常総学院>◇25日◇準決勝◇ノーブルホームスタジアム水戸

9年ぶりの甲子園を目指した常総学院が準決勝で姿を消した。

初回、先頭の浜崎伶央外野手(3年)の安打を足がかりに佐藤剛希捕手(3年)の適時打で幸先良く先制するも、直後に追いつかれた。

3回に1点、5回に2点を奪われて劣勢のまま試合は終盤へ。8回に小沢頼人投手(3年)の犠飛で1点を返したが反撃は及ばなかった。

【高校野球】常総学院が準決勝で敗退、藤代に敗れる エース小沢133球完投も及ばず/茨城 – 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ

 

【小澤選手の紹介】


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176センチ74キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジ

 

 セットから重心を落としたままゆっくりとした動きで始動し、オーバースローよりも低い角度から、投げる直前に強い腕の振りで一気に投げ込むフォームから最速145キロ、常時140前後のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台の縦のスライダー、100キロ台のカーブ、130キロ台のチェンジアップを投げ込んでいきます。

 武器はフォームとのギャップから生まれる球速以上の速さがあるストレート。ゆったりとした動きから投げ込む直前に一気に力を込めて投げ込むストレートは非常に伸びがあり、ゆったりとしたフォームと相まって球速以上の速度を感じさせます。さらにブレーキの効いたカーブで緩急を効かせ、球速の速いスライダーとチェンジで芯を外し打ち取っていきます。

 チームでは主に先発で起用。夏の地方予選では4試合を投げ20回14奪三振5失点で防御率2.25。最終的に155キロを出してプロ入りしたいと語っており、さらなる成長が期待されます。

 

【指名への課題】

 課題はランナーが出ると武器が失われて打ち取るのに苦労している点。

 小澤選手はコントロールが良いタイプでクイックになっても制球が乱れるタイプではありませんが、ゆったりしたフォームがクイックになるため、バッターがタイミングが合いやすくなっています。球速も140前後でフォームも見やすいためタイミングがずれる要素がなくなり、変化球も全体的に変化量が落ち奪三振能力がさらに落ちています。

 もともと変化球で空振りを奪えるタイプではありませんが、クイックになるとフォームは合わせやすく変化球もさらに小さな変化となり、個性が弱くなるのが課題。さらにクイック自体も重心を落とすフォームのため早いほうではなく、盗塁を仕掛けられやすいフォームになっています。

 

 

【指名順位予想】

 常総学院は進学の比率が高く、最終的に155キロでプロ入りと語っている以上、今プロ志望を出す可能性は低くなっています。

 身長も170センチ台で素材型というタイプではないため、高卒としての魅力は弱く、指名漏れの可能性が高くなっています。総合力タイプのため進学して全体的に能力を上げ即戦力に近い評価を得られる年齢になってから指名を狙いたいところです。

 

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