クロスファイアとチェンジが光る左腕 静岡 吉田 遥孔選手 高卒左腕投手

◆第107回全国高校野球選手権静岡大会▽準決勝 静岡1―0東海大静岡翔洋(26日、草薙球場)

 静岡が1―0で東海大静岡翔洋を破り、4年ぶりの優勝に王手をかけた。

 3回に先頭の7番・寺田琳太郎右翼手(3年)が三塁打を放つと、1死後に9番でエースの吉田遥孔(はるく、3年)が左越え二塁打を放って先制。このリードを、吉田が翔洋打線を3安打に抑え最後まで守り抜いた。

 東海大静岡翔洋は3回1死二、三塁や4回無死一、二塁のチャンスを生かせなかった。

 静岡は28日の決勝で、昨夏の準決勝で逆転負けした聖隷クリストファーと対戦する

【高校野球】県屈指の進学校・静岡が4年ぶりVに王手 エース吉田遥孔が決勝二塁打&3安打完封 – スポーツ報知

 

【吉田選手の紹介】


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180センチ83キロ 左投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ・チェンジ

 

 セットからしっかりタメを作り、上半身をあまり突っ込ませずスリークォーターよりも高い角度から投げ込むフォームから最速146キロ、常時130中盤のストレートを投げ込む左腕投手。110キロ台のスライダー、100キロ台のカーブ、110キロ台のチェンジアップを投げ込んでいきます。

 武器は横の角度で投げ込むクロスファイア。力強い腕の振りで右打者のインコースに投げ込むストレートを中心に、同じ軌道で逃げるチェンジアップとコンビネーションで打ち取っていきます。

 入学時は120キロ台だった球速は高校で最速を20キロ以上伸ばしており、2年時の松葉づえが必要になるほどの足首の故障をきっかけに、怪我をしない体づくりを敢行。3年夏の地方予選では5試合で登板しフル回転する馬力を見せました。

 大学進学後、最終的にプロ入りしたいと語っており、さらなる成長が期待されます。

 

【指名への課題】

 課題は右に対するスライダー・カーブ系の球離れの早さ。横のフォームゆえに腕の振りが左に比べ右は緩くなる傾向があり、特にクイック時のスライダー・カーブ系の球が腕の振りが弱くなっています。加えてリリースポイントも早くなっているため高めに集まってしまい、左に比べ危ないコースに投げ込まれることが多くなっています。

 すべての投球が振りが弱いわけではなくリリースポイントもばらつきがあるため、改善が見込める癖ではありますが、勝負所で高めに抜けてしまうため右に対してはインコースを攻めきれていません。

 左に対してはしっかりと腕を振り抜けているためその分見極めが難しいコースに投げられており、右に対する腕の振りが明確な課題となっています。

 

 

【指名順位予想】

 進学を表明しているためプロ志望を出す可能性は低くなっています。そのうえで現状の評価ですが、右に対するクロスファイアは魅力的である一方、それを活かすための緩急の緩を担う変化球を投げ切れないのは課題となります。

 そして角度がないタイプのため、甘くなると引っ張りやすい球筋をしており、左打者に対してはインを攻めにくいためしっかり踏み込まれ長打にされています。

 チームのエースとして実績がありながらの癖であるためすぐには治らないと予想。このため素材型としては微妙と判断され、進学を表明しているため指名順位も縛りを設けられる可能性があり、指名漏れの可能性が高くなっています。

 

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