BCLのセーブ王・大生竜万(BCL・埼玉武蔵)は真上から腕を振り下ろし、直球とスプリットで空振りを奪う投球が魅力。溝端雄慎(KDL・兵庫)は最速151キロの速球に加えスライダーの曲がりも大きい。まだ筋肉量を増やす余地のある体躯にもポテンシャルを感じる。
【大生選手の紹介】
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183センチ88キロ 右投げ左打ち
変化球:カーブ・カット・スプリット・チェンジ・ツーシーム
経歴:京都翔英ーOBC高島-茨城APー埼玉武蔵HB
解禁年:2022年
セットから肘を伸ばしながらオーバースローの角度でダイナミックに投げ下ろすフォームから最速155キロ、常時145前後のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台のカーブ、130キロのカットボール、130キロ台のチェンジ、130キロ台のスプリットを投げ込んでいきます。
武器は高い角度から投げ下ろされるストレートと同じ軌道で落ちるスプリットのコンビネーション。差し込まれる非常に力のあるストレートを狙い撃ちし強振する打者をカットで詰まらせ、チェンジアップで引っかけさせ、スプリットで誘い込み空振りを奪います。
チームでは主にリリーフで起用。2年目は35試合35(1/3)回12被安打42奪三振26四死球防御率3.57となっています。
茨城APまでは強打の外野手として起用されていたものの、野手として指名漏れを経験し、巽コーチの進言で投手に転向。そのため埼玉武蔵HBには投手として入団し、1年目は野手投げの修正に苦労したものの、2年目に巨人3軍戦で1回1被安打無失点で結果を残したことで自信をつけ、リリーフとして開花。
投手転向1年半ながらリリーフまで進化した伸びしろ右腕として注目されています。
【指名への課題】
課題は四球、暴投の多さ。大生選手は決め球はあるものの、カウント球であるカーブを全く投げていません。投げるシーンはあったものの、ストレートやスプリットに比べると腕の振り下ろしがスムーズにできておらず、リリースポイントもばらけすっぽ抜けたものが多くなっています。
また決め球が真っすぐ落ちる球が多いため低めを意識して投げていますが、まだ精度に課題があり大きく変化するタイプでないため、どうしても力んで振り込んでしまい、叩きつけて暴投になる球が目立っています。投球動作が大きいためクイックになるとフォームがばらついてしまい、変化球の精度がさらに落ち込み、落ちすぎる変化球が増えています。
【指名順位予想】
投手歴1年半で140後半も出せるほどになっており、変化球もある程度操れているのは素材型として期待したいところですが、来年で24歳なのがネックとなります。即戦力とするには変化球の精度を上げることと、カウント球が変化を少なくしたチェンジしかなく、長打にしやすい球のため、カーブをしっかり投げられることも必須となります。
起用はリリーフのみで先発実績は全くないため、起用の幅が狭いのもマイナスポイント。このため育成3~4位となります。

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