読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

ガラガラの支配下枠。巨人が戦力外から獲得の可能性がある選手は

巨人は27日、石田充冴投手と笹原操希選手の自由契約を発表した。

 石田は24年ドラフト4位で巨人に入団するも、1年目の今季は一、二軍ともに登板がなかった。

 笹原は21年育成ドラフト4位で入団し、今季途中に支配下登録を掴みとり、4月17日のDeNA戦でプロ初安打を放ったが、一軍では13試合に出場して、打率.100に終わった。

巨人、石田充冴と笹原操希を自由契約(ベースボールキング) - Yahoo!ニュース

 

 

石田充、笹原選手の育成再契約で支配下は55人に】

 フルプ選手も戦力外に加え石田、笹原選手が育成再契約になり、グリフィン、岡本選手がメジャーに移籍するため支配下は51人になりました。

 ドラフトで6人を獲得。ここから助っ人外国人の先発候補を2人、リリーフを1人。野手を2人獲得したとしても62人。育成選手の支配下枠のために2~3人分空けても育成ドラフト参加には7月末までに65人にする必要があるため、薄い中継ぎを補強、ファームのリリーフを補充するために戦力外を獲得する可能性があります。

 そこで今回は獲得・調査情報が出ていない選手で巨人が獲得する可能性がある選手をあげていきます。

 ちなみに11月7日時点で巨人を戦力外になった選手以外で獲得・調査情報が出ている選手は以下の通りです。

 元山飛優内野手(西武):阪神が調査

 

【補強ポイント】

 ポイントとなるのはやはり投手。阿部監督は若手中継ぎの先発挑戦を後押ししているため、その分中継ぎが不足。2軍も今村、馬場、戸田選手を戦力外にしており、この3人だけで150イニングを投げていくため、確保しやすい中継ぎが一番可能性があります。

 また外野手もポイントの一つ。長野、乙坂、ヘルナンデス、フルプ、重信、大城元選手が戦力外になった一方、ドラフトで指名された外野手は皆川、知念選手の2名のみ。さらに外野転向していた相澤選手がサード挑戦を表明しているため、3軍まで含めると外野が全く足りていません。宇都宮選手のユーティリティー性を高めるため外野スタメンの試合が増えそうですが、それでもぎりぎりです。

 

【補強候補の選手】

【①:澤村 拓一選手】


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 ロッテを戦力外となった右腕投手。巨人からロッテにトレード→メジャー→ロッテ復帰という流れがあり、最後は巨人で・・という温情を含め獲得する可能性があります。

 年齢も37歳と衰えは隠しきれず球速は140後半が多くなっており対左が悪化。対右被打率は.132に対し、対左は.393となっています。

 成績もメジャーからの復帰以降は3点台後半と勝ちパターンは厳しいものの、140中盤のスプリットは健在のため、巨人としては去年の石川・平内選手のポジションである1~2イニングを投げるイニングイーターとして期待です。

【②:赤羽 蓮選手】


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 22年ソフトバンク育成1位で入団。最速152キロと188センチの長身が売りの速球右腕。しかし腰の分離症など故障続きで2軍登板を果たせず、今年は3軍で23試合防御率2.61ながら戦力外となりました。

 まだ年齢も若く故障さえなければ高いポテンシャルを持つ素材型右腕のため、獲得するにしても育成契約が濃厚。故障が多いため獲得1年目から支配下が期待できるタイプではありませんが、パワータイプ中継ぎはケラー選手を自由契約にしたことで足りていないため、獲得候補となります。

 

【③:漆原 大晟選手】


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 23年現役ドラフトでオリックスから阪神に移籍した右腕投手。今年はファームでも31試合を投げ防御率2.17。1軍でも11試合を投げ防御率0.00と好投しています。

 田中瑛人選手が勝ちパターンから同点、ビハインドと起用法が安定せず、勝ちパターン投手の起用を安定させるためにもビハインドを投げ抜ける中継ぎは必須。

【④:小孫 竜二選手


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 最速156キロの速球が魅力の右腕投手。しかし最速はよかったものの制球難に悩まされ平均球速は145前後と持ち味を発揮出ず、シーズン後半でスライダーとシュートを主体としたピッチングを組み立て光が見えてきたところで戦力外となりました。

 ファーム四死球も47.1回に対し23個とやはり制球難が出ており、獲得1年目からすぐに起用できるタイプでなく、久保コーチの魔改造を期待して育成で獲得が候補となります。

【⑤:松井 友飛選手】


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 21年5位で入団した右腕投手。1年目は150キロ超えのストレートを連発し2軍で先発として6勝したものの、そこからフォーム改造に失敗。さらに元のフォームに戻せず140前半の荒れるストレートと決め球になれない変化球を持つ小さくまとまった投手になってしまいました。

 そのため1からフォームを作り直し、速球派中継ぎとして復活を期待し、育成差契約候補となります。

 

【⑥:佐々木 健選手】


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 23年にTJ手術を実施。長いリハビリを得て育成から支配下復帰を果たした、140中盤から後半を投げ込める左腕投手。しかし思ったよりも結果を残せず15試合で防御率5.02と不本意な結果に終わり、投手陣の整備が進んでいる西武から戦力外通告を受けました。

 復帰自体は今年からで来季はパフォーマンスが改善する可能性あり。山田龍選手がなかなか定着できず中川選手のFA宣言の可能性が残るため、速球派左腕中継ぎを補強するための獲得候補となります。

【⑦:宮崎 颯選手】


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 22年育成8位でソフトバンクに入団。左の中継ぎとして今年支配下登録を勝ち取りました。しかし1軍ではわずか2試合の登板に留まり、オフに育成再契約通知を受け返答を保留しています。

 ただ入団直後のTJ手術で実働は今年から。支配下後パフォーマンスが落ちたものの、巨人は速球派左腕が非常に少なくまだ年齢も若いため、石川選手のように支配下で左腕中継ぎとして獲得候補となります。