次代のセカンド候補に名乗りをあげた浦田俊輔選手。評価ポイントと現状の課題は

 そんな中、スポーツ報知の動画「報知プロ野球チャンネル」が2月28日の夜にYouTubeを新たに配信。試合の中で目立った選手や新打順についても触れている。同番組が推すのは1番打者に抜てきされた浦田俊輔だ。巧みなバットコントロールでレフト前ヒットを放ち、得点機では犠牲フライも放つセンスの高さがあり、「新しいタイプの1番バッターになるのでは」と絶賛している。さらに、三塁を守った坂本勇人についても開幕サードの可能性を言及している。取材に基づいたトークは軽快だ。

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【求められるセカンドレギュラーに浦田選手が名乗りをあげる】


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 吉川尚選手が股関節の手術で復帰時期が未定。股関節の手術は術後元通りのパフォーマンスを発揮できる選手は少なく、吉川選手を負担が少ないポジションにコンバートしなければならないリスクも抱えています。 

 そこで吉川選手不在時のセカンドレギュラーが求められており、浦田・門脇・宇都宮・小濱選手がセカンド候補として1軍キャンプに帯同。その中でも浦田選手が阿部監督の評価を上げています。

 そこで今回は浦田選手が評価を上げているポイントと、レギュラー獲得への現状の課題について触れていきます。

【評価ポイントについて】

【①:三振率の低さ】

 浦田選手は3月1日時点で12打数5安打。なんと三振は0と当てる能力の高さを披露しています。3盗塁を決める足の速さが武器で、バットに当てれば内野安打が狙える選手。1・2番で起用される可能性が高いため、なおのこと三振で終わらず、内野に転がすことで出塁できる可能性を残せるのは、魅力となっています。

【②:最低限が出来るところ】


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 阿部監督はチームの方針として「自己犠牲」を一貫して掲げており、これはバントや進塁打で自分がアウトになってもランナーをすすめチャンスを広げること。犠牲フライが欲しい場面で大振りするのではなく、シェアなバッティングで外野フライを打つこと。得点圏の弱さが課題だった25年を踏まえ、確実に1点を取りに行く野球を目指しています。

 その中で浦田選手は二塁一塁の場面できっちりバントを決め、小柄なタイプながらしっかり犠牲フライを打ち、得点に貢献しています。リチャード選手や荒巻選手のようなスラッガー型は求められるのが長打であるため、三振やフライ、併殺打もある程度許容されます。

 

 しかし浦田選手のような俊足巧打型は大量得点になるような長打は少ないため、その分チャンスを広げる最低限をこなせるかどうかが、評価として非常に重要となります。

 浦田選手はフィジカルの強さが必要と実感し、オフに3キロ増。さらによりタイミングを合わせられるよう、足の開きを変えるオープンスタンスにしており、打撃面の強化を図っています

 ライバルである門脇選手が最低限の打撃という点でアピールできていないため、阿部監督が求めるプレースタイルをこなせている浦田選手の評価が上がっています。

【現状の課題について】

 浦田選手の守備は脚力もあり範囲は広いものの、一貫して目に付くのが送球。浦田選手は捕球後に握りなおす癖と、スローイングする前にしっかりタメを作るため、投げるまでに時間がかかっています。

 遠投117mと大学時代にはショートスタメンだったこともあり決して肩は弱くありませんが、握りなおしとタメのせいで余裕がなくなり、ランニングスロー時はコントロールが乱れています。

 

 これはショートだとより目についてしまい、セカンドでもエラーに繋がっているため、セカンド守備でもカバーしきれていないほどのコントロールです。この課題は併殺プレー致命的な課題となり、セカンド守備時にはショートから送球を受け、あまりタメを作れずすぐにファーストへ送球しなければならないため、この送球精度が問題となります。

 またこの送球精度の悪さは内野手として致命的であるため、改善が見込めない場合、センターコンバートの可能性も出てきます。外野手となれば今の打撃力では物足りないため、スタメンは厳しいものとなります。

 

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