ショートをこなしながら、マウンドにも上がる。今後も複数ポジションにこだわっていく。
「守備をやるんだったらショートっていうのはあるんですけど、ピッチャーもというのを考えた時には、大学へ進学した後も、どちらも対応していけたらいいです」
将来の夢を語った。
「プロ野球選手と決めています。父が法政の時に指名漏れして、そこから社会人で活躍はしたんですけど、プロの道というのを達成することができてなかったので、自分は大学からプロ野球選手になりたいなと。4年間で自分なりに結果を残して、プロから指名していただけるような選手になっていきたいと思います」
埼玉県出身ながら、栃木の名門・作新学院高への進学。父から継ぐ勝負強さに加えて、覚悟を持った男である。
「小針監督(小針崇宏)の熱い指導というのは、本当に自分の心にも響きましたし、2回ぐらい練習を見に来たんですけど、グラウンド全体の雰囲気に惹かれました。地元・埼玉の選択肢もあったんですが、3学年約70人という人数で切磋琢磨する、この環境を選びました」
【高校野球】父のDNAを継ぐ作新学院高・澤村友真の勝負強さの秘密とは何か(週刊ベースボールONLINE) - Yahoo!ニュース父は2020年から日本通運を指揮する澤村幸明監督である。熊本工高では1年夏から左翼のレギュラーで、松山商高(愛媛)との甲子園決勝では、1点ビハインドの9回裏二死走者なしから起死回生の同点ソロを放っ
澤村選手の紹介
177センチ74キロ 右投げ左打ち
ポジション:ショート
通算7本塁打、チームでは3番ショートで起用されるバランスの良い巧打者。巻き込むようなダイナミックなスイングが特徴で、夏の地方大会では17打数7安打で打率.412を記録。本塁打こそないものの、二塁打だけでなく三塁打も放っており、50m6.1秒の足を使いチャンスメイクにも貢献しています。
また投手としては最速143キロにカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップを持ち、投手として遠投96mの肩を活かした守備も魅力となっています。
大学進学後のプロ入りを目標としており、大学でのさらなる活躍が期待されます。
指名への課題
課題はプレースタイルに身体が追い付いておらず、それがミスや打ち損じに繋がっている点。
澤村選手のバッティングフォームは巻き込み型の大振りなスイングですが、まだ体が出来上がっておらず細身なため、大振りなスイングにパワーが足りておらず、変化球に対しバットを止められず振り切ってしまっています。またスイング自体もぶれやすく、芯で捉えた当たりの精度が落ちやすい原因となっています。
守備に関しても堅実ではなく攻めたアグレッシブなプレーを披露していますが、体勢を崩しながらのプレーでは次の動作への意識が強く捕球が雑になってしまい、エラーに繋がっています。さらに送球ではまだ体が出来上がっていないため、送球を強くするために全身を突っ込ませるような動きの大きい送球動作で投げるため、コントロールや高さが悪化しエラーに繋がっています。
指名順位予想
進学を表明しているためプロ志望を出す可能性が低い選手ですが、現状の評価ではバランス型であるものの物足りなさが残ります。大振りなスイングですが筋力が追いついておらず、守備面でも攻めたプレーをしていますが送球の強さが足りていません。
このため現状では指名漏れの可能性が高くなります。大学で体が大きくなり今のプレースタイルに身体が追いついきたときが注目ですが、スラッガータイプではないため体重が増えてもプロでも計算できるショート守備を維持できるかがポイントです。


