桐光学園のプロ注目右腕・林 晃成投手(3年)の最後の夏が終わった。
決勝戦で先発した林は、初回に1失点、2回にも連打を浴びて3点を失った。結果的に4回途中5失点でマウンドを降り、チームも敗戦。「最後は楽しんで投げようと思った。横浜は甘いコースに入ったら絶対に見逃さない打線でした」と肩を落とした。
最終学年では主将としてチームをけん引した。「一番は楽しかった。いい経験をさせてもらった」と晴れた表情。それでも春、夏と2季連続でハマスタのマウンドを経験したことを聞くと「二度と経験できないような雰囲気。春もそうですけど、夏の応援の中で出来たことは、自分の中でもいい経験になった。本当に楽しかったです」と涙をこらえながら振り返った。
今秋のドラフト会議に向け、プロ志望届を提出する考えだ。「プロ一本という思いは変わりません。(育成指名された場合は)特に考えていませんが、プロ一本です」と力を込めた。
桐光学園のプロ注目右腕・林晃成は決勝で涙、高卒でのプロ志望を明言「プロ一本という思いは変わりません」【神奈川】(高校野球ドットコム) - Yahoo!ニュース<第108回全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜11―1桐光学園>◇26日◇決勝◇横浜スタジアム 桐光学園のプロ注目右腕・林 晃成投手(3年)の最後の夏が終わった。 決勝戦で先発した林は、
林選手の紹介
191センチ85キロ 右投げ右打ち
変化球:スライダー・カーブ・スプリット
グラブを高く構えたセットで足を上げたところでタメを作り、あまり上半身を突っ込ませず力みのない腕の振りから最速151キロ、常時130後半のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブ、120キロ台のスプリットを投げ込んでいきます。
武器は力のあるストレート。先発では出力を抑えた130キロ台になるものの、リリーフでは140キロ中盤を連発できる馬力があります。
チームでは主に先発で起用。地方大会では5試合を投げ20(2/3)回13被安打17奪三振15四死球9失点で防御治癒1.31となっています。冬場に筋力トレーニングを重ね、体重を6キロ増の87キロにまで伸ばし、伸び悩んでいた球速がアップ。140前半だった最速は151キロ、常時140中盤を出せるまで馬力がアップしました。
9月7日にプロ志望届を提出。素材の良さを多くのスカウトに注目されています。
指名への課題
課題はセット時の抜け球の多さ。特にスライダー、カーブは右打者のインハイに大きくすっぽ抜けることが多く、カウント球として投げるはずの2球種でカウントを悪くしてしまっています。
その原因は体の開きの早さ。クイック時になると腕を振りかぶる前に体の正面が打者に向いてしまう状態になることも多く、右腕の振りの可動域が狭くなってしまうため打者に向かって腕を振るようなフォームになってしまい、開ききってから腕を振るため振りも中途半端ですっぽ抜けの原因となっています。
現状ではクイックになると決め球といえるスプリットも変化幅が小さくなるため少しでも甘くなると外野深くに飛ばされており、タイミングを合わせさせないためのスライダー・カーブを無視してよいため速球系の球に対応されてしまっています。
指名順位予想
育成指名された場合は難色を示しているため、支配下指名が前提となる選手です。素材面では190センチの高身長に癖のないフォーム。150キロを出せる馬力と素材面の良さが光るものの、可動域やクイック時の開きが早いフォーム。変化球の精度はレベルアップが必要で荒さも残す選手となります。
このため現状では5~6位指名候補。決め球といえる安定した変化球があれば3~4位も狙えましたが、カウント球の代表であるスライダー・カーブも精度もまだまだとなれば時間がかかるため、下位指名候補となります。


