193センチの長身投手 駿台甲府 河崎 大典選手 高卒右腕投手

(17日、全国高校野球選手権山梨大会準々決勝、山梨学院7―0駿台甲府=七回コールド)

 身長165センチから193センチへ。駿台甲府が四回のピンチで投手が交代した。3番手として登場した長身の河崎大典(3年)は背筋を伸ばしてさらに高い位置から投げ下ろす。直球は140キロを計測する。後続を捕邪飛、左飛に打ち取った。

 自らの持ち味はコーナーに投げ分けられる制球力とする。高校に入学した2年前から球速が140キロ近い速球派だった。この間に走り込みや筋力トレーニングを続け、安定した制球力も身につけられたという。

 この日に対戦した山梨学院の菰田陽生(3年)も身長194センチ。わずか1センチ差だが、「自分より身長の高い選手との対戦はほぼ経験なかった。気持ちで負けないように気合を入れた」と好打者を左飛と遊ゴロに抑えた。

 四回途中から六回まで打者11人に30球を投げた。フォークの1球以外はすべて直球で無失点に抑えた。学校悲願の甲子園出場の夢は後輩たちに託された。

駿台甲府の193センチ右腕・河崎大典が好救援 「気合を入れた」:朝日新聞
(17日、全国高校野球選手権山梨大会準々決勝、山梨学院7―0駿台甲府=七回コールド) 身長165センチから193センチへ。駿台甲府が四回のピンチで投手が交代した。3番手として登場した長身の河崎大典(3…

河崎選手の紹介

193センチ81キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・フォーク

 セットからスリークォーターよりも高い角度から投げ込むフォームから最速140キロ、常時130前半のストレートを投げ込む右腕投手。110キロ台のスライダー、100キロ台のカーブ、110キロ台のフォークを投げ込んでいきます。

 武器は193センチの長身から投げ込まれる角度のついたストレート。投球の8割以上はストレートながら、高い位置から投げ込まれるストレートに打者は差し込まれ外野に飛ばせない当たりが多くなっています。

 チームでは主に先発で起用。高校入学時から140キロを出す好素材で、武器である制球力を磨くため走り込みや筋トレで体づくりを行ったことで投球が安定。コーナーに投げ分ける制球力を身に着けるに至りました。

指名への課題

 課題はコースによって腕の角度がばらばらなため、ストレートの球質が全く異なりコントロールがばらつくことがあること。

 河崎選手はスリークォーターよりも高い角度で投げ込んだり、オーバースローに近い縦に振る角度で投げ込んだりと、同じストレートでも投げ込むコースによって角度がばらばらであり、横で投げれば請求は安定するが、シュート回転することも多く、縦の振りで投げると角度はつくが力みが出来てコントロールが悪化。垂れるようなストレートになりコーナーに決まりづらくなっています。

 また変化球はどれも計算できるほどの精度や変化量がなく、カウントを整えるのも決めに行く際も投げるのはほぼストレート。このため球種割合がほぼストレートのみとなっており、投球の幅があまりありません。

指名順位予想

 長身投手は支えとなる下半身への負担が大きく強く腕を振れないことが多いため、腕の振りに依存する変化球をどれだけ投げられるかが長身投手の指名順位に大きく影響します。

 その点河崎選手は変化球を投げる場面はあるものの大半がすっぽ抜けるかほとんど変化しない球速が落ちたストレートになるため、計算できるものがありません。190センチ超えは投手として好素材ですが、投球フォームが長身を活かしきれておらず投げ下ろすフォームだとコントロールが悪化しているため、現状では指名漏れ候補となります。

 

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