がっちりとした長身横手投げ投手 土浦日大 小池 陽斗選手 高卒右腕投手

試合後は自らを責め、「やっぱり自分のせいで負けてしまったというのが一番大きい。本当に申し訳ない」と声を震わせた。それでも、「試合を決めるのは背番号『1』」と早い回からエースをマウンドに送った小菅勲監督は「よくやった。本当にあそこは時の運。ただ、その反省点というのは、これからの野球人生に生かしてほしい」と力投をたたえた。

卒業後は大学へ進学予定。右腕は「1球の怖さを知れた。1球がこういう負けに繋がるということを改めて知ることができた。それを日々、1つ1つの1球に繋げていきたい」。この経験を糧に4年後のプロ入りを目指す。

土浦日大・小池陽斗、公式戦最速タイ149キロ連発の力投 大学進学を明言「1球の怖さを知れた」/茨城大会
第108回全国高校野球選手権茨城大会(18日、土浦日大3―4×明秀学園日立、ノーブルホームスタジアム水戸)4回戦で、春の県大会王者の土浦日大が昨夏王者の明秀学…

小池選手の紹介

188センチ93キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カット・チェンジ

 膝を曲げた状態でセットで構え、サイドスローよりも高い角度から投げ込むフォームから最速149キロ、常時145前後のストレートを投げ込む右腕投手。120キロ台のスライダー、120後半のカットボール、120キロ台のチェンジを投げ込んでいきます。

 武器は適度に荒れて狙いが定めにくい球威のあるストレート。横手投げながら140超えのストレートを連発し、小さな変化のスライダー、チェンジを組み合わせて打ち取っていきます。

 チームでは先発・中継ぎ両面で起用。夏の地方大会では3試合を投げ11(1/3)回9奪三振4四死球1失点で防御率0.79と好投しています。

 4年後の1位指名を目標に進学を表明。スカウトから3年にかけての成長を評価される好素材となっています。

指名への課題

 高卒の横手投げながら平均が140超えと出力の高さは魅力ですが制球自体はばらつきがあり、変化球も決め球といえるものがありません。変化球は全体的に変化が小さいカウント球、それも横に動く球が多く、横移動の詰まらせたり引っかけさせる誘い球がメインで、空振りが欲しいときに投げられる決め球がありません。

 このためストレート中心になりますが制球も荒れ気味なため四球が多く、特に立ち上がりがカウントを悪くする傾向が強いため、リリーフで登板したときのほうが四死球率が悪化しています。

指名順位予想

 大学進学を明言しているため、プロ志望届を出す可能性は低くなっています。現状での評価はスカウトからも成長度合いを評価されており、荒削りな素材型ですが横手投げで140超えを出せる出力も魅力です。

 ただ縦変化の変化球が全然なく決め球がないため、変化球を上手く習得し持ち球を増やせるかが今後の注目点となります。これといった変化球がないため、現状では成長性と馬力を評価して5~6位指名候補。コントロールは才能と言われる通り、荒れ球選手が制球を改善させるには体を大きくし出力をセーブしても球威を維持するか、フォーム改善しかありません。

 どちらも長所を消してしまったりより悪化させるリスクがあり、素材面の魅力とリスク両方を抱えていることから上位は厳しいと判断されます。

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