今回は2026年ドラフトにおける、巨人の指名予想をしていきます。条件は以下のようになっています。
- 支配下は6名、育成は6名で予想
- 高卒・大卒は現時点で進学・就職を表明している選手は対象外
- 指名予想は各順位2名ずつ。1位は1位とはずれ1位まで予想
- 指名順は現時点での3位で予想
今回は4~6位予想となります。
4位指名候補①:天理大 的場 吏玖選手 大卒右腕投手
最速148キロ、素材の良さと癖のなさ、伸びしろを高く評価される右腕投手。投球内容自体は派手さはないものの、打たせて取るピッチングで調子が悪くても試合を作れる総合力の高い選手。
巨人も視察・コメントを残す候補で1年目から1軍でフル回転というタイプではなく2軍で育てるタイプになりますが、今の巨人は2軍も投手のプロスペクトがいないため、投手層を充実させるための獲得となります。
4位指名候補②:日本体育大 西平 晴選手 大卒左腕投手
最速154キロ、肘の故障に悩み3年生からの公式戦デビューだったものの、出力の高さが評価される左腕投手。チームでは主に先発で起用され、終盤でも140後半を出せる出力の高さが武器で、球速アップに伴い一時制球難に悩まされたものの、それを自力で解決した自己研鑽の高さも魅力の一つです。
実績の少なさと、肘の痛みの原因からも繊細な体という不安要素がありますが、その一方で伸びしろが期待できる選手です。25年3位で山城選手を獲得したものの、先発候補不足は解消されていません。左腕中継ぎも年々安定感が落ちてきた中川・高梨選手以外が勝ちパターンに起用できないため、中継ぎ候補としても見ています。
5位指名候補①:日本生命 中津 大和選手 社会人左外野手
通算4本塁打、チームではセンターを守る巧打の外野手。法政大時代はショートも守っていましたが、センターにコンバート。一時ショートに戻されるも、社会人ではセンターを守っています。
上位で挙げた藤澤・飯山選手に比べると打撃面で迫力が落ちますが、1年目からセンターとして起用できる選手。藤澤・飯山選手のどちらも指名しなかった場合の指名候補となります。
5位指名候補②:浦和学院 内藤 蒼選手 高卒右捕手
通算7本塁打、強肩を買われ高校から捕手に転向した右の大型野手。打撃能力が高く強肩で2塁送球1.8秒を誇りますが、まだ捕手経験が薄くDHスタメンになることも少なくありません。
巨人は山瀬選手以降支配下で捕手を指名しておらず、郡選手・亀田選手がほぼ捕手起用されていないため、登録数のわりに若手候補が少ないのが現状です。
1軍も経験した山瀬選手に加え坂本達・松井選手と期待の若手はいますが、郡・亀田選手が今年立場が危ういことを考えると、豊作の今年に1名は指名があると思われます。
しかし大卒や社会人を取ると大城・岸田・小林と1軍層が固まっているため上げられず年齢を重ねてしまうため、ファームで育てる高卒が理想です。
その中で内藤選手は即捕手スタメンにするには課題があるため、3軍で松井選手をメインに、内藤選手はDHメインで途中出場でマスクを被らせ経験を積ませることを想定。坂本達・松井選手と起用が被らないよう、打撃は魅力だが守備がまだ課題の選手を対象としています。
6位指名候補①:明星大 加藤 宇選手 大卒右腕投手
最速154キロ、チームでは主に中継ぎで起用される右腕投手。140中盤から後半のストレートを投げられるだけでなく、4年生になり150キロを連発できるようになっただけでなく、四死球率も良化。先発としても起用され結果を残しています。
1軍中継ぎは田和選手を補強したもののの、大勢・船迫・田和・田中・堀田選手以外の右腕中継ぎが薄いのが現状です。
特に球速を武器に出来るタイプがいないため、右の中継ぎ層を厚くするための補強となります。
6位指名候補②:桐蔭横浜大 坪井 蒼汰選手 大卒右内野手
大学通算10本塁打、リーグでは4割以上打っている右のスラッガー。飛ばす力ならトップクラスを誇り、迫力不足に悩む今の巨人にとって補強候補。
主にサード・ファーストを守り、2軍では同じようにファースト・サードを守るスラッガーとして藤井・竹下選手がいますが、この2人をいれてもサード・ファーストは郡選手や亀田選手が守るようにスカスカのポジションです。
同じ大学でスラッガーだった1年上の金子選手は楽天の育成4位と、ファースト専であることを考慮してもリーグ成績が参考レベル。そのため下位としています。
なぜこのような指名となったのか
今年の巨人の補強ポイントは先発・右の中継ぎ層の充実化。センターレギュラーの獲得。コーナーの強化です。その中で豊作な先発と社会人センターを中心とした指名となりました。
左腕先発は井上選手以外だと去年竹丸・山城選手を補強。中継ぎでも育成で冨重、河野選手を補強しました。しかし横川選手が故障中なうえ、又木選手同様ロングリリーフ止まり。森田選手も裏ローテ止まり。山田、石田隼、代木選手も定着できず、2軍で期待できそうな左腕先発がいません。そして今年は左腕先発が豊作なため、全体的に左腕先発補強をメインとしています。
野手はセンターを守れる選手、または右打ちの長打力のある選手が中心。センターはFAで松本剛選手を獲得し、支配下昇格した平山選手がセンターレギュラーとして活躍していますが、松本剛選手は期待するほどの打撃力もなく、平山選手は毎年故障に悩まされるほどの故障体質で、今年も膝の痛みを発症しました。
2軍も送球が課題の浅野選手と、打撃が物足りない鈴木大和選手。バック守備に不安の知念選手のため、2軍を含めてもセンター候補が薄く、即戦力を中心とした獲得となりました。
右打ちのスラッガーは巨人の補強ポイントの一つですが、25年ほど豊作ではなく大卒・社会人内野手はむしろ不作年。今の巨人は2軍もパワーヒッターが少ないため、即戦力は諦め、2軍でしっかり育てる素材型の獲得に走っています。
次回は育成1~3位となります。

