大番狂わせが起きた。16年ぶり4度目の出場となった函館大(北海道学生)が、3年連続21度目の出場となった強豪・上武大(関甲新学生)を撃破した。 初回に1番・寺門史優(3年=秋田商)の先頭打者本塁打などで2点を先制。投げては春のリーグ戦6登板で自責点0のエース・石岡流音(4年=函館大有斗)が9回128球を投げ抜き、上武大打線を4安打1失点、5奪三振に封じる力投で2回戦進出を決めた。石岡は「こういう舞台で強いチームと対戦することも初めての経験だった。少し自分にも自信がつきました」と、充実の汗をぬぐった。 【大学選手権】16年ぶり出場の函館大が全国常連の上武大を撃破…エース石岡流音「重圧を感じなかった」自然体で“ジャイキリ”(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース◆報知新聞社後援 第75回全日本大学野球選手権記念大会▽1回戦 函館大2―1上武大(9日・神宮) 大番狂わせが起きた。16年ぶり4度目の出場となった函館大(北海道学生)が、3年連続21度目の出場
石岡選手の紹介
177センチ95キロ 右投げ右打ち
変化球:スライダー・カーブ・フォーク・チェンジ
ノーワインドアップから片足を一塁側に下げてから足を上げ、始動から位置を変えずオーバースローの角度で投げ込むフォームから最速148キロ、常時140前半のストレートを投げ込む右腕投手。130キロ前後のスライダー、100キロ台のカーブ、130キロ前後のフォーク、130キロ台のチェンジを投げ込んでいきます。
武器は動く変化とコントロールよく投げるストレートのコンビネーション。本人も球速よりコントロールを重視しており、低め・コースに投げ込む縦のスライダーを中心に、コースを絞らせずカウントを稼いでいき、外にすっと落ちるチェンジで打ち取っていきます。
4年春は6試合を投げ5勝0敗防御率0.00と好投しベストナインとを獲得。雪で冬場は球場が使えないため、フィジカルトレーニングに注力。リリースする瞬間に一気に力を放つことを意識し、コントロールを重視しながらもキレのある球を投げられるようになっています。
強豪上武大相手に9回1失点と好投。大金星を挙げ注目されています。
指名への課題
まとまった変化球に140前半ながら目に見えた失投がないストレート。チェンジアップがあまり落ちずに真ん中に抜けるシーンはあるものの、ストレートと軌道がほぼ変わらないため引っかけさせる球として活きています。
ただフォークの精度が甘さが残っており変化球がスライダー頼りのため、空振りを奪える決め球が欲しいところ。その球の一つがチェンジアップであり、抜けたように落ちるため左打者に有効な球ですが、抜け球が多く球速が落ちたストレートのようになるため、左打者にとってホームランボールになっています。
上武大は右打者に長距離タイプが多く左は俊足巧打型が多いため致命的な課題にならなかったものの、被打率は対左が3割と打ち取れていません。ストレートとチェンジの球速差があまりないため、変化量が落ちると合わせやすくなっています。
指名順位予想
致命的な課題はなく総合力があるタイプ。ただ体がすでに出来上がっており、制球を重視するスタイルであることから、ここからもうひと伸び欲しいと期待したときに球速を伸ばせるかが未知数となっています。
このため大卒よりも、社会人で好まれるタイプ。リーグレベルも函館大が10戦10勝で順位決定戦も東農大オホーツク・釧路公立大相手に全勝と圧倒的差を見せているため、成績も参考程度にしかなりません。
総合型としては複数の変化球が計算できることが前提のため、スライダー以外の精度アップは必須です。このため現状では育成1~2位指名候補。チェンジアップの精度が上がれば先発候補としては5~6位候補となります。


