菊地選手の紹介
175センチ80キロ 右投げ左打ち
変化球:スライダー・カーブ・カット・スプリット・ツーシーム
セットからゆったりとした始動で、テイクバックの小さい腕の振りでオーバースローの角度から投げ込むフォームから最速154キロ、常時140後半~150のストレートを投げ込む右腕投手。120後半の横のスライダー、110キロ前後のカーブ、130後半のカット、130キロのフォークを投げ込んでいきます。
武器は打者の手元で鋭く落ちるスプリット。小さく変化するカットでカウントを整え、横に逃げるスライダーとフォークで空振りを奪います。
チームでは主にリリーフで起用。高校まで外野手だったものの、高校3年で投手としての才能も見せ、大学で本格的に投手に転向。スライダーだけだった球種も大学でカーブ、カットなどを覚える伸びしろを見せるも2年時に肘を故障しTJ手術を受けました。
このため本格復帰は4年生からながら、4試合に登板し4(1/3)回を投げ2奪三振1四死球1失点で防御率2.08と好投しています。
伸びしろがあるリリーフ右腕としてさらなる活躍が期待されます。
指名への課題
課題は対左への持ち球が少ないこと。右打者に対してはカット、横に逃げるスライダー、カーブ、ツーシームなどカウント、決め球があり、スライダーとカットを外を意識させ、ツーシームやスプリットで誘いこみ打たせて取るピッチングが出来ています。
しかし左打者に対してはスライダーはキレがあるゆえにまだ精度が完璧とはいえない状態では死球に繋がるため使えず、カーブ、ストレートがメインとなるごり押しピッチングになっています。このため指に力がかかりすぎて高めにシュート回転する球が多く、レフト方向に流し打ちしやすくなっています。
またクイックになるとフォームと腕の振りの連動性が下がり、腕の振りに頼った力んだ振りが多くなってしまうため、抜け球が多くなり安定感が落ちています。
指名順位予想
本格稼働は4年春からで、それも4試合でリリーフのみとかなり物足りない内容となっています。一方で大学で投手に本格挑戦ながら、最速154キロ、常時140中盤から後半まで出力を伸ばし、複数の変化球を覚える器用さも備えており、伸びしろは期待できる選手。ただ投手としてはあまり上背がないため、ここからさらに球速を上げるのではなく、変化球の精度アップが現実的な成長路線になります。
このためスペック面の伸びしろではなく、起用面で先発としての可能性を見せられるかどうかが指名順位を上げる鍵。秋のリーグで先発として5試合平均6イニングを投げられれば6~7位候補。このままリリーフのみの登板となれば、育成3~4位候補となります。

