巨人が育成外国人捕手を獲得。捕手は足りていない?26年ドラフトで捕手獲得はあるのか

巨人は14日、ファーム・リーグに参加しているハヤテの李健熙(い・ごんひ)捕手(26)と育成契約を締結したことを発表した。背番号は「009」。右投げ右打ちで強肩も武器だ。韓国出身で檀国大を経て韓国・NCダイノスに入団後、今季からハヤテに加入。巨人のハヤテからの“補強”は初となる。

 都内で会見を行った李は「持ち味はバッティングと強肩。捕手としても足は速い。外野も守ったことあります」とアピールした。

 同席した巨人の吉村禎章執行役員CBO・チーム運営担当は「彼の野球スタイル、ハングリーだったり。彼らしい(プレーで)新しい環境で相乗効果を起こしてくれる」と期待した。現在1軍登録されている捕手は小林、大城、岸田の3人。調整や育成も目的として行う2軍や3軍の試合に出場する経験も豊富でハングリーな捕手の“補強”を行う狙いもあったとみられる。

 李は今季、ファーム・リーグで30試合に出場し打率・224、7本塁打をマークしている。

巨人 ハヤテから強肩武器の李健熙を獲得発表 なぜ?育成の捕手を獲得した?(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
巨人は14日、ファーム・リーグに参加しているハヤテの李健熙(い・ごんひ)捕手(26)と育成契約を締結したことを発表した。背番号は「009」。右投げ右打ちで強肩も武器だ。韓国出身で檀国大を経て韓国・

くふうはやてから育成捕手を獲得。まさかの外国人枠

 巨人はくふうはやてから李健熙選手を育成で獲得。俊足強肩で外野も守れるユーティリティー性の高い捕手で、26歳ながら伸びしろとプレースタイルを評価されての獲得となりました。通訳なしで日本語会話ができるため、捕手として必須となる投手とのコミュニケーションも迅速にできる点も理由となっています。

 現在ファームの捕手事情は大津選手がシーズンオフに退団。ファームの捕手事情は松井蓮太朗選手が右鎖骨骨折で長期離脱。亀田選手はコンディション不良。喜多選手が復帰したもののまだフルスタメンは厳しく、ファーム全体で見ても捕手は甲斐・山瀬・郡・坂本達選手の4名しか残っていません。3軍は去年現役引退した坂本勇人選手を一時期選手登録するほど逼迫しており、故障者が増える夏場を乗り切るには不安が残る人員でした。

 日本人だとドラフト指名を受けたことがないとシーズン途中で獲得が不可能ですが、外国人枠はシーズン途中でも補強できるため、ファームの捕手事情を改善するために途中でも獲得できる選手が対象となっています。

26年ドラフトで捕手補強は期待できるのか

 育成捕手を1名獲得したものの、ファームまで含めた捕手不足は変わっていません。亀田選手は大卒ながら今年で育成5年目と、人員整理の対象となる年齢です。起用もDHやファーストが多く、捕手としてはあまり見込まれていません。郡選手も捕手より内野で起用されることが多く、26年は内野手不作年で内野手をしっかり補強できる見込みが薄いため、内野手の穴埋めとして内野スタメンが多くなる可能性が高い選手です。

 1軍スタメンも今年で小林選手(37)、甲斐選手(34)、大城選手(34)、岸田選手(30)と全員が30超えとなっており、支配下捕手は山瀬選手のみ。育成では25年育成3位で松井選手。24年育成1位で坂本達選手。21年育成10位で大津選手を獲得しましたが、支配下では19年5位の山瀬選手が最後です。

 捕手は支配下、育成のどちらでも獲得の可能性がある状況です。どちらかで最低1名は獲得しないと、来年のファーム運用は厳しいものとなります。

26年ドラフトにおける注目捕手

 高卒選手は総合力で評価される花咲徳栄・佐伯真聡選手を筆頭に、通算11発の強打の大型捕手、浦和学院・内藤蒼選手。2年で捕手転向ながら攻守で結果を残す専大松戸・吉岡伸太朗選手。

 強肩強打俊足が魅力の沼津商・後藤幸樹選手。外野でも起用される大型捕手の日本航空石川・木下心結選手。二塁送球1.8秒の近江・杉本将吾選手など、粒揃いで打撃が期待できる選手がそろっています。

 大学生では野手トップ評価の青山学院大・渡部海選手。春から一気に評価を上げる明治大・福原聖矢選手。強肩が武器の亜細亜大・前嶋藍選手。首位打者獲得の打撃が武器の立命館大・西野啓也選手。3年では4割越えの4番打者、国際武道大・関颯太選手。二塁送球1.8秒の九州産業大・尾形勇太選手と、強肩が魅力の選手が揃います。

 独立リーグでは茨城APの草場悠選手。栃木GB・吉田健吾選手。埼玉武蔵HB・日髙響太選手。福島RH・菅原正悟選手。兵庫BB・富樫虎太郎が年齢・打撃が期待できる捕手となっています。

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