<東京6大学野球:慶大9-0東大>◇第3週第2日◇3日◇神宮
慶大が東大に連勝で勝ち点を3に伸ばし、単独首位を守った。西武の広池浩司球団本部長(52)を父に持つ最速153キロ右腕、広池浩成投手(4年=慶応)が先発し、6回を1安打無失点に抑え、24年春以来の勝利を挙げた。
1戦ごとに修正を重ね、手応えのある投球で結果を残した。「今日は力感のないフォームで、140キロの球をコンスタントに投げ最速は150キロ。バッターを刺すっていうのをすごく意識しました」。外角低めの真っすぐを軸に、意識しながら、カーブ、スライダーで緩急を付けながら打ち取った。
今季は、開幕から2戦目で登板したが、思うような結果を出せなかった。「この節に入る前に修正した」。上田誠コーチ(68)と二人三脚で取り組んだ。「原点に返り、球の握りで回転数ちゃんと増やすこと。お尻からバッターに進むことで、まあコントロールちゃんとつけるってことを2つ大きく意識しました」。力感なく投げられるフォームをつかんだ。
昨年は、春のリーグ戦終了後に右肘を肉離れ。秋は登板することができなかった。「副将も務めていますし、チームで勝ちたいっていう気持ちが強くある中で、やっとチームに勝ち持ってきたことはうれしく思ってます」。研究熱心な性格で、まだまだ進化を続ける。「野球のレベルアップをして、どんどんその選択肢が広がるように。広がった中で、一番自分にとっていい選択をしたい」と、爽やかにほほ笑んだ。
【東京6大学】慶大・広池浩成が24年春以来勝利「バッターを刺すこと意識」フォーム研究で成長 - アマ野球 : 日刊スポーツ慶大が東大に連勝で勝ち点を3に伸ばし、単独首位を守った。西武の広池浩司球団本部長(52)を父に持つ最速153キロ右腕、広池浩成投手(4年=慶応)が先発し、6回… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
広池選手の紹介
180センチ85キロ 右投げ右打ち
変化球:スライダー・カット・フォーク
セットからあまりタメを作らずオーバースローよりも低い角度からしっかりと腕を振り込むフォームから最速153キロ、常時140後半のストレートを投げ込む右腕投手。120後半のスライダー、130キロ台のカット、130キロ台のフォークを投げ込んでいきます。
武器は非常に力のあるストレートと小さく落ちるフォークのコンビネーション。スライダー・カットでカウントを稼ぎながら、ストレートで押していきつつ、130キロ台でストレートに近い軌道で落ちるフォークで打ち取っていきます。
チームでは先発・中継ぎ両面で起用。3年春は中継ぎで5試合に起用され防御率0.00と好投するも肉離れを発症し秋は未登板に終わりました。
4年春は先発として起用され、6試合19回1勝0敗19奪三振5四死球で防御率2.37と好投しています。
指名への課題
課題はスタミナの無さと決め球の相性の悪さ。広池選手は先発経験がなくあまりスタミナがない上先発時でも全力で腕を振っていくため50球辺りからスタミナが切れ、目に見えて抜け球が増えています。さらに今のフォームになってからスライダーの変化量が落ちており、カウント球としては有効ですが、以前よりも空振りを奪えなくなっています。
このため決め球がストレートかフォークの2択となっており、フォークへの依存度が悪化。さらにフォークは指の体力を使うためスタミナ不足に拍車をかけており、3回からフォークの抜け球が多くなっています。腕を全力で振るためたたきつけるような抜け球となっており、ランナーがいる場面では信頼が置けない球となっています。
またスライダー・カットも使える右に対し、左はアウトコースに使える球がなく力むため抜け球が目立っており、決め球がスタミナが切れると計算できないフォークのみとなるため、左にはしっかりとインコースを捌かれています。
指名順位予想
現状では先発として見るにはフォークへの依存度を減らさないと5回をもたず崩れるため、全力投球スタイルを考慮して中継ぎとしてしか計算できません。先発をするには対左の決め球がフォークのみでスタミナが切れると抜け球が増え投球スタイルが安定しないため、スタミナを考慮する必要がない中継ぎ起用が計算しやすい起用スタイルになります。
現状では中継ぎのみで計算となるため、5~6位指名候補。どの球団も中継ぎが疲弊・故障が増えて新陳代謝が求められているため、順位縛りがなければ指名候補となります。


