パワフルな腕の振りでキレのある球を投げる 明治大 三浦 心空選手 大卒右腕投手

◇30日 全国高校野球選手権愛知大会決勝 愛工大名電7―4東邦(岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)

 6年ぶりの夏代表を狙った東邦は1点リードの4回に無死二、三塁、1点を追う5回は同点に追い付き、なお無死一、二塁の絶好機を逃したのが最後まで響いた。

 「あと1本も出なかったし、1本が出なくても点を取れるようにしてやれなかった。私の作戦ミスです」。2019年のセンバツを制した森田泰弘前監督(現総監督)の後を継ぎ、就任3年目で初の夏決勝に臨んだ山田祐輔監督(32)は、準々決勝前に頭を丸刈りに。選手と一丸になって甲子園を目指したが、わずかに届かなかった。

 投手陣は先発の2年生右腕・宮国が5イニングで11安打を浴び、6回からリリーフした最速147キロのエース・三浦も8、9回に制球が甘くなり、勝ち越された。プロからも注目された背番号1は「すがすがしい気持ち。悔いはない」と前を向き、卒業後は大学に進学する考えを明かした。

東邦、最速147キロの三浦「すがすがしい気持ち。悔いはない」卒業後は大学進学【高校野球愛知大会】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇30日 全国高校野球選手権愛知大会決勝 愛工大名電7―4東邦(岡崎レッドダイヤモンドスタジアム) 6年ぶりの夏代表を狙った東邦は1点...

三浦選手の紹介

174センチ78キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ・カット・ツーシーム

 セットから軸足を曲げ、そこからタメを作らずオーバースローの角度で力強く腕を振るフォームから最速149キロ、常時140前半のストレートを投げ込む右腕投手。130キロ前後の横のスライダー、120キロ台のカーブ、130キロ台のカット、130キロ台のツーシームを投げ込んでいきます。

 武器は鋭く横に曲がるスライダーと縦のカーブのコンビネーション。力強く振られる腕からリリースされる球威のあるストレートで押しながら、横のスライダーと見分けのつきにくい縦のカーブで打ち取っていきます。

 チームでは先発・中継ぎ両面で起用。3年生までは中継ぎがメインだったものの、4年生になる両面で起用。5試合を投げ9階1勝1敗5奪三振7失点で防御率7.00となっています。

 投げっぷりがよくキレのある変化球が武器の右腕として、さらなる活躍が出来たいされます。

指名への課題

 腕を強く振るフォームですが力みが強く、再現性に課題を抱えています。腕の角度やリリースポイント、フォーム自体もばらつきがあり、ツーシームやスライダーの抜け球が目立っています。

 腕の角度やリリースが安定しないため変化球の精度が悪化。クイックになるとリリースを急ぐ必要があるためフォームが小さくなり、腕の振りのばらつきも悪化。力みがすっぽ抜けに直結し、安定感がなくなります。球速帯も140前半から148キロとばらつきが目立ち、どの球種も安定したものが投げられていません。

 変化球が腕の振りに依存しているためスタミナを消耗しやすく、変化量が大きい変化球が多いため調子が悪いと試合を作れない極端な内容となり、安定性にも欠けています。

指名順位予想

 先発としてはフォームと腕の振りの再現性が課題で、試合ごとどころかイニングごとで投げている球が変わってしまうため、先発として安定して計算できていません。腕の振りの角度の違いは変化球の軌道や精度にも影響しており中継ぎとして起用するにも課題となるため、現状では指名漏れの可能性が高くなります。

 即戦力中継ぎとして獲得するレベルとしては常時145以上、小さく変化し詰まらせるツーシームの精度アップが最低ライン。腕の角度が一定になれば魅力のある縦のスライダーとカーブがあるため、6~7位候補となります。

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