TJを経験した球威のある左腕 立教大 斎藤 蓉選手 大卒左腕投手

立大はエース背番18をつけた斎藤蓉(4年=仙台育英)が先発。7回を5安打1失点に抑え援護を待ったが、慶大の継投の前にわずか4安打で零封され開幕勝利は得られなかった。

 「きょうは斎藤が良く投げてくれて、チャンスで1本出ていればという展開だった。そこで打てるかどうかだった」と悔やんだ。

 8回から救援投手が2イニングで10失点と試合を壊し後味の悪い敗戦に。それでも指揮官は「あすから連勝して勝ち点を目指していきます」と前を向いていた。

立大・斎藤蓉が力投も 慶大継投の前にわずか4安打で完封負け - スポニチ Sponichi Annex 野球
立大はエース背番18をつけた斎藤蓉(4年=仙台育英)が先発。7回を5安打1失点に抑え援護を待ったが、慶大の継投の前にわずか4安打で零封され開幕勝利は得られな…

斎藤選手の紹介

175センチ78キロ 左投げ左打ち

変化球:スライダー・カーブ・カット・スプリット

 

 セットから肘を曲げた状態で振りかぶり、スリークォーターよりも高い角度からしっかりと振りぬくフォームから最速148キロ、常時145前後のストレートを投げ込む左腕投手。120キロ台のスライダー、110キロ台のカーブ、130キロ前後のカットボール、140キロ前後のスプリットを投げ込んでいきます。

 武器はあまり大きくない腕の振りから投げ込まれる威力のあるストレートとスライダー、スプリットで打ち取る投球術。腕の振りの大きさからより速く感じさせるストレートに、大きく曲がるスライダー、小さく落ちるスプリットで引っかけさせ打ち取っていきます。

 チームでは主に先発で起用。1年時にTJ手術を経験し、3年春に公式戦デビュー。東京ガスとの練習試合では3回4奪三振で結果を残し、4年春の先発デビューでは慶応大相手に7回1失点と好投しました。

 TJでデビューが出遅れてしまったものの、キレのある投球でさらなるアピールが期待されます。

 

指名への課題

 課題はカーブで腕を振り切れていないこと。しっかりと腕を触れるストレートやスライダー、スプリットなどと違いカーブは腕を振り切れておらず、抜けたような腕の振りでカーブは落ち切らず、すっぽ抜けた球が多くなっています。

 特に右打者のアウトコースを意識して投げ込むと全然腕が振れておらず、出所が見にくく球種の見極めが難しい左打者はストレートとスライダー、スプリットで効果的に抑えられていますが、腕の振りが見やすい右腕はカーブの緩急・アウトコースを使えない分インコースにより厳しい攻めが必要となっています。

 厳しい攻めを意識したせいでストレートが力んでしまい、腕の角度がばらつきコースに投げ込めずカウントを悪くしています。その結果右打者の被打率が悪化しています。

指名順位予想

 TJで3年生からしか実績がないうえ、社会人相手にアピールし順調に見えた4年春も2試合移以降故障で離脱しています。

 プロ志望を出すかどうかは春の出来次第と語っているため、離脱が続けばアピールが足りず社会人に進む可能性が高くなります。

 現状では緩急がまだ弱いものの、緩い変化球とストレートと使い分けられる変化球があるため、中継ぎならある程度起用が見込める選手。そのためにも故障こそあれど、ある程度投げられることをアピールする必要があります。

 春中に復帰は果たせなかったため、秋のリーグで先発なら5試合以上。中継ぎ含めるなら7試合以上を投げ、防御率3点台に収まれば6~7位候補。実績が非常に少ないため伸びしろを期待しての下位となります。それを達成できなければ計算できないとして指名漏れとなります。

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