読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

先発エースと左のスラッガーを兼ねる外野手 中央学院 大谷 拓海選手 高卒左外野手 

九回2死から逆転サヨナラ3ランを浴びた中央学院のエース大谷は、「際どい外角低めの球を狙って投げたつもりだったけど、甘く入ってしまった」と声を詰まらせた。
 その強打で突破口を開くため、大舞台の初戦で1番打者に起用されるなど、チームを引っ張ってきた投打の要。マウンドでは一回に3点を失ったが、徐々に打者の胸元を突く直球と切れのある変化球で調子をつかんだ。打線の奮起で逆転して勝利は目の前にあっただけに、土壇場でひっくり返されてショックを隠せなかった。「投げ急いでしまった」。一球のミスの怖さを痛感していた。

大谷、痛恨の一球=高校野球・中央学院:時事ドットコム

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【大谷選手の紹介】

 180センチ78キロ 右投げ左打ち

 ポジション:投手・ライト

   変化球:スライダー・カットボール・フォーク・カーブ

 

 中央学院にてエース先発・1番ライトを担う選手。その苗字と投手・野手両方をすることから「中央学院の二刀流大谷」と紹介されますが、本人はそのように紹介されることを嫌っています。

 エンゼルス・大谷と同姓ということもあり「二刀流」で注目を浴びるが、「高校野球はDHがないので全員二刀流だと思う」と冷静だった。

中央学院・大谷 二刀流で注目も「高校野球はDHがないので全員二刀流だと」― スポニチ Sponichi Annex 野球

  投手としてはタメのないフォームから腕の振りを活かし最速145キロ、平均130後半から140前半を投げ込み、縦の変化球をメインに織り交ぜます。

 打者としては1・4番を任されライトをメインポジションとしますが、投手成績が不調になった際に一時ショートを守っています。通算25発の左のスラッガーであり、逆方向へのホームランも多いことからその適正をスカウトから評価されています。


中央学院“二刀流”大谷 強烈甲子園練習 ピッチング&打撃練習_2018.03.19 第 90回記念選抜高等学校野球大会【baseball fun club.】

【指名への課題】

 投手として評価する声が少なく、球速があまり無い一方で制球もいいほうではないため、捉えられる当たりが多い投球内容となっています。特に左打者への攻めが出来ておらず、あまり内角への攻めが甘いところに行き引っ張られ長打にされる場面がみられました。

 打者としては長打力はあるもののミートには課題があり確実性に欠けます。通算本塁打もまだまだ少ないため、打者としても上位評価を受けられるほどではありません。

 

【指名順位予想】

 逆方向へ打球を放てるリストを強さを評価し、スラッガーとしての才能を評価する声が多いため、指名は外野手としてされる可能性が高いでしょう。そのため本人が投手指名を希望した場合、東邦・藤嶋選手のように順位が下がることとなります。

 打者評価としてもまだまだ本塁打が足らないため、現状では5~6位指名となります。ここから評価を上げるためには通算で40本以上はほしいところです。