読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2024年ドラフト候補

まとまった制球でガンガン勝負してくる左腕 同志社大 髙木 寛斗選手 大卒左腕投手

関西学生野球春季リーグ第3節3回戦(22日、同大2-0近大、ほっともっとフィールド神戸)同大が接戦を制して近大を下して連勝。2勝1分で勝ち点を挙げた。 三回に2死から堀内太陽内野手(3年)、浅野駿外野手(4年)の連打と敵失で先制。七回には山…

出所と球種のわかりにくさで打ち取っていく変則左腕 帝京大 榮 龍騰選手 大卒左腕投手

「首都大学野球、帝京大3-2日体大」(6日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか) 3季ぶりの1部昇格となった帝京大が、3連覇中の日体大との開幕戦で白星発進した。 先発の左腕・栄龍騰(さかえ・りゅうと)投手(4年、津田学園)が7回1失点…

角度のある振り下ろすストレートで押していくパワースタイル 創価大 森畑 侑大選手 大卒右腕投手

<東京新大学野球1部:創価大10-0東京学芸大>◇第1週第2日◇7日◇大田スタジアム 創価大が前日に続けて連勝し勝ち点1とした。 先発の森畑侑大投手(3年=創価)が好投した。この日最速146キロのストレートと「自信がある」というフォークを使い5回4安打無失点…

精度のよいスライダー・カーブが武器 東海大 岩本 真之介選手 大卒左腕投手

<首都大学野球:東海大1-0武蔵大>◇第7週第2日◇15日◇等々力 東海大が投手戦を制し、2季連続75度目の優勝に王手をかけた。勝ち点を獲得した方が優勝となる武蔵大との最終カードで、先勝した。 先発の最速145キロ左腕・岩本真之介投手(2年=市和歌山)が、9…

素材を評価され就職からプロ入りを目指す長身右腕 城西大 阿部 克哉選手 大卒右腕投手

部員20名だった高校から100名を超える城西大へ。環境が変わり「入った当時は大学のレベルの高さを感じていたので、試合には出られそうにないなと思っていました」という。 加えて、2年生までは度重なるケガに悩まされた。そこでトレーニングの後にしっかりと…

中学時代から50本塁打放ったパワーが武器 大阪桐蔭 ラマル ギービン ラタナヤケ選手 高卒右内野手

◆第105回全国高校野球選手権記念大阪大会 ▽2回戦 大阪桐蔭8―1早稲田摂陵=8回コールド=(19日・万博記念公園野球場) 大阪桐蔭の2年生4番が夏デビュー戦で存在感を示した。6回先頭で迎えた第3打席、スリランカ出身の両親を持つラマル・ギービ…

ランニングホームランも記録した快速バッター 大阪桐蔭 境 亮陽選手 高卒左外野手

◆第96回センバツ高校野球大会第8日 ▽2回戦 大阪桐蔭4―2神村学園(27日・甲子園) 大阪桐蔭の1番・境亮陽右翼手が2―1の5回、ランニング本塁打を放った。変化球をとらえた飛球は右翼後方へ。「最初はちょっと打球を見た」というが、すぐに、飛ばな…

ダイナミックなスイングでライト方向に飛ばせるスラッガー 阿南光 福田 修盛選手 高卒左外野手

息子もまた父と同じように甲子園の三塁ベースをめがけてヘッドスライディングした。そして黒土にユニホームを汚した。 高崎健康福祉大高崎(群馬)の初優勝で幕を閉じた2024年のセンバツ。31試合の中で、特に印象に残ったシーンがあった。阿南光(徳島)の福…

守備の良さが光る巧打者 報徳学園 西村 大和選手 高卒左内野手

(28日、第95回記念選抜高校野球大会3回戦 愛知・東邦4―5兵庫・報徳学園) 同点で迎えたタイブレークの十回裏、報徳学園の攻撃。犠打が決まり、辻田剛暉選手(3年)が申告敬遠で1死満塁。西村大和選手(2年)は辻田選手から「おまえが決めろよ」と声をかけら…

パンチ力と俊足を備えた巧打者 神村学園 正林 輝大選手 高卒左外野手

野球の「U―18日本代表候補選手強化合宿」が5日、奈良県内で行われ、神村学園(鹿児島)の左打ちスラッガー、正林輝大(しょうばやし・こうだい)外野手(3年)が紅白戦で、英明(香川)の左腕、百々(どど)愛輝外野手兼投手(3年)から右越えに本塁打…

ストレートの伸びが魅力の素材右腕 青森山田 関 浩一郎選手 高卒右腕投手

<センバツ高校野球:中央学院5-2青森山田>◇28日◇準々決勝 青森山田が中央学院(千葉)に2-5で敗れ、春夏通じて初の4強入りを逃した。先発した桜田朔投手(3年)が4回途中5失点と試合をつくれず。初回、先頭打者に四球を与え、2回には自身の暴投や連打な…

握力80キロ越えのパワーヒッター 青森山田 吉川 勇大選手 高卒右内野手

◆第96回センバツ高校野球大会第4日 ▽1回戦 青森山田4x―3京都国際(21日・甲子園) 青森山田が京都国際にサヨナラ勝ちし、春3度目の出場で初勝利を挙げた。打者2人が新基準バット導入後、初めて甲子園で木製バットを使用。その1人、5番の吉川勇…

ブレーキのきいたカーブが武器 青森山田 櫻田 朔選手 高卒右腕投手

<青森山田 センバツ1勝、その先の日本一へ> 中学1年の夏に憧れた星稜(石川)のエースへと近づく。「青森山田 センバツ1勝、その先の日本一へ」第2回は昨秋の東北大会決勝で同県のライバル・八戸学院光星を相手にノーヒットノーランを達成した桜田朔投手(…

外に投げ分ける変化球が魅力 京都国際 中崎 琉生選手 高卒左腕投手

2年前に先輩たちが立てなかった舞台で京都国際ナインが全力を出し切った。東北王者・青森山田を相手に8回に2点差を追い付く粘り。9回1死三塁から痛恨のサヨナラ打を浴びたエース左腕で主将の中崎琉生は、夏のリベンジを誓った。 「自分が打たれて負けたのは…

鋭く落ちるカットを得意とする右腕投手 常総学院 小林 芯汰選手 高卒右腕投手

◆第96回センバツ高校野球大会第6日 ▽1回戦 常総学院1―0日本航空石川(25日・甲子園) 常総学院のエース・小林芯汰投手(3年)が散発5安打9奪三振の快投で今大会2人目の完封勝利をマークした。1点リードの9回は1死一、三塁のピンチを背負った…

岩瀬選手を彷彿とさせる魔球スライダーが武器 創志学園 山口 瑛太選手 高卒左腕投手

<センバツ高校野球:創志学園7-0別海>◇20日◇1回戦 甲子園を春夏4度制した門馬敬治監督(54)が、聖地に帰ってきた。2021年の東海大相模(神奈川)監督退任後、翌年8月の創志学園(岡山)監督就任以来、初の甲子園。ユニホームは変われど「アグレッシブ・…

高水準のスライダーとフォークを持ち合わせる総合力右腕 阿南光 吉岡 暖選手 高卒右腕投手

◆第96回センバツ高校野球大会第2日 ▽1回戦 阿南光11―4豊川(19日・甲子園) 阿南光(徳島)が、昨秋の明治神宮大会4強の豊川(愛知)を破り、新野として出場した1992年以来、32年ぶりの勝利を挙げた。プロ注目右腕の吉岡暖(3年)が、今春…

読売ジャイアンツが2024年にとるべきドラフト候補選手

◇26日 プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD 2023年は大学生投手に有力候補が集中したが、24年は大学生野手がドラフトの中心になりそうだ。 一番の目玉は明大の遊撃手・宗山塁(広陵)。2年時から大学日本代表のスタメンに名を連ね、花も実もある守…

独特な腕の振りで芯に当てさせない投球が武器 日本体育大 箱山 優選手 大卒右腕投手

◆首都大学野球秋季リーグ戦第2週第1日 ▽日体大10―0筑波大(9日・バッティングパレス相石スタジアムひらつか) 日体大が筑波大に大勝し、秋季リーグ開幕から3連勝を飾った。 初回、2番・松浦佑星遊撃手(4年=富島)が二塁打と盗塁で1死三塁のチャ…

力のある直球で押していく長身右腕 西濃運輸 庄司 魁選手 社会人右腕投手

身長1メートル88の23歳右腕、庄司魁(かいと)が西濃運輸を8大会ぶり8強へ導いた。加入1年目で公式戦での先発は6月の都市対抗2次予選(王子戦で4回2失点)以来2度目。最速149キロと曲がりの大きいスライダーを武器に毎回9三振を奪い、自己最長6回を99球で無…

2024年ドラフト市場の傾向。久しぶりの大卒ドラ1奪い合いの年

23年ドラフト戦略を考えるうえで重要となるのが翌年のドラフト市場の傾向。24年に豊作のポジションを23年に無理に取る必要はありませんし、その逆もしかり。翌年のドラフトを把握することは今年のドラフト傾向を予想するうえで非常に重要となります。 …