読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017-01-01から1年間の記事一覧

肩痛を抱える恵体右腕 盛岡大附 平松 竜也選手 高卒右腕投手

◆第99回全国高校野球選手権第12日 ▽準々決勝 花咲徳栄10―1盛岡大付(20日・甲子園) 盛岡大付(岩手)は、準々決勝で花咲徳栄(埼玉)に1―10で敗れ、チーム初の4強はならなかった。盛岡大付は三浦瑞樹(3年)、平松竜也(3年)の両投手が相手…

ドラフト戦線に異常有り!?上位候補がことごとく進学・社会人就職を表明しドラフト戦略が混迷

甲子園も大部分が終了し、多くの高卒候補が今後の進路表明を出すようになりました。しかしその内容に問題あり。なんと高卒ドラフトの注目株選手の多くが進学・社会人就職を表明。特に甲子園組の選手たちがことごとくプロ志望を出さない方向で進んでおり、も…

2017年夏の甲子園2回戦の各ドラフト候補を振り返る① 盛岡大付~仙台育英まで

ことごとく有力候補が進学を選んでいく・・・・ 【盛岡大付】平松 竜也(2017)・比嘉 賢伸(2017) 平松 竜也選手(2017) 投手 今回はリリーフ登板。しかし目に見えて制球が悪く、変化球は甘いところかバウンドかばかり。暴投も多く、誉められ…

2017年夏の甲子園1回戦の各ドラフト候補を振り返る③ 天理高校~東海大菅生まで

【 天理高校 】神野 太樹(2017) 今大会2HRの強打の外野手。1本目は高めに抜けた甘い変化球をセンター方向に放り込み、2打席目では高め外角のボール球を力ずくでホームランにし、3打席目も泳がされながらもレフト深くのフライになるなど、そのパ…

2017年夏の甲子園1回戦の各ドラフト候補を振り返る② 広陵~神戸国際大付まで

さあ、まだまだ続く1回戦振り返りいってみたいと思います。それとABCのバーチャル高校野球めっちゃ便利です。投手とバッターをリアルタイムで教えてくれる上、投げている投手の持ち球、配球などの情報も確認できます。あ、回し者じゃないよ? 【 広陵 】…

2年生時代から注目された強肩強打のスラッガー捕手 神戸国際大附 猪田 和希選手 高卒捕手

【猪田選手の紹介】 183センチ80キロ 右投げ右打ち 当初は4番・レフトとして起用されていたが、強肩を買われ2年生より捕手コンバートとなる。元々打撃評価は高かったことに加え捕手としての強肩が評判となり、強肩強打の右のスラッガーとして注目され…

2017年夏の甲子園1回戦の各ドラフト候補を振り返る① 盛岡大付~聖光学院まで

それでは1回戦、盛岡大~聖光学院までのドラフト候補選手を振り返りたいと思います。予定としては1回戦は3回に分けて振り返る予定です。ちなみに選手の横に書いてある数字は指名解禁年になります。 【盛岡大付】平松 竜也(2017)・比嘉 賢伸(201…

高卒No.1投手の評価を受ける右腕投手 青藍泰斗高校 石川 翔 選手  高卒右腕投手

「打倒・作新」を掲げていた青藍泰斗・石川のリベンジはかなわなかった。関東NO1右腕は「チームを勝たせられず申し訳ない」と唇をかんだ。左足首の捻挫を抱えながらも3失点完投。8三振を奪う139球の力投だったが、昨秋の県大会準決勝に続き、王者の…

巨人、31日のスカウト会議にて高校生候補を再評価。清宮選手の評価変わらず。増田・西浦選手は上位候補にあがる

信じて、待つ。1軍ヘッドコーチ、2軍監督を歴任した岡崎スカウト部長がスカウト会議後、清宮への最大級の評価を口にした。 「彼の打撃の技術なり、スイングスピードを見ていて、トップクラスであることは違いない。タイミングの取り方であったり、柔軟性だ…

巨人最後の支配下契約は田中貴也捕手!田中選手支配下から見る今後の巨人のドラフト・戦力外の行方

巨人が育成選手の田中貴也捕手(24)と支配下選手契約を結ぶことを31日、発表した。背番号は63。この日が今季中の支配下登録の最終期限日。70人の支配下枠のうち、ラスト1枠を若手捕手が勝ち取った。 田中貴は入団3年目。守備には安定感があり、元…

巨人が育成の青山・増田両選手の支配化契約を発表。残る支配下1枠は?ドラフト戦略にどう影響する?

巨人は28日、育成の青山誠外野手(25)、増田大輝内野手(23)と支配下選手契約を結ぶと発表した。背番号は青山が「99」、増田が「98」となった。 育成4年目の青山は、パンチ力が武器の右の大砲。鹿取GMが視察した22日のイースタン・西武戦(…

育成選手支配下期限が7月末に迫る。残る巨人の支配下候補選手は?

◆イースタン・リーグ 巨人4―8西武(22日・ジャイアンツ) 巨人・鹿取義隆GM(60)が22日、G球場を訪れ、イースタン・西武戦を視察。育成選手の支配下登録期限が7月末と残り1週間程度と迫る中、同戦で成瀬、青山ら育成選手がアピールした。 育成…

巨人育成選手の特徴と課題 大竹 秀義選手 右腕投手

【大竹選手の紹介】 180センチ85キロ 右投げ右打ち 1988年生まれで今期で29歳になるオールドルーキー。 大竹選手の武器はアメリカ時代に獲得したカットボールと最速151キロの直球。 大学進学するも中退、その後独立リーグに移り、富山や信濃で…

最速152キロの素材評価トップ右腕 熊本工  山口 翔選手 高卒右腕

4年ぶりの甲子園出場を目指す熊本工は、城北との接戦を制し、3―1で勝利した。 ネット裏にセ・パ7球団のスカウトが陣取る中、プロ注目の最速151キロ右腕・山口翔(3年)が先発し、9回を147球、4安打7奪三振の1失点で完投した。9四死球と制球…

第1回2017年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成5位~6位】

okimono.hatenadiary.jp 情報なさ過ぎて頭痛い 【育成5位指名候補①】国学院大 小又 圭甫選手 大卒右腕投手 トミージョン手術の影響で4年生まで実戦登板がほとんどなかった選手となり、現状では支配下の可能性が低い選手となります。復帰登板で最速151キ…

ポスト寺内。巨人に求められるスーパーサブの世代交代について

内海、阿部、鈴木選手など、これまでの巨人を支えた主力選手たちの高齢化が叫ばれ、それら主力選手の世代交代が今後の巨人の大きな課題とされています。 しかし主力組の影で巨人を影で支えたサブ選手の高齢化も顕著になっています。サブといえば聞こえは悪い…

2017年注目の高卒右腕投手ドラフト候補 ドラフトの手腕が試される素材型だらけの年

【17年の高卒右腕は技術が追いついていない選手が多い?】 去年の16年の高卒右腕は横浜・藤平選手を筆頭に東海・島孝明選手や創志・高田選手など豊作年とされました。 一方で17年は全体的に注目株が少なくドラ1候補が不在。また素材としての評価はれ…

東大からのプロ入り候補  東京大学 宮台 康平選手  大卒左腕投手

<東京6大学野球:法大4-0東大>◇第7週第2日◇21日◇神宮 東大が法大に完封負けし、10連敗で全日程を終えた。 ドラフト候補左腕の東大・宮台康平投手(4年=湘南)が連投し5回途中から登板。ピンチを脱したものの、3回2/3を3四球2安打2失点…

第1回2017年読売ジャイアンツドラフト指名予想【育成1位~4位】

現在の情報で育成指名予想は無謀じゃないかと今になって思い始めてます。 【育成1位候補①】星槎道都大 藤塚 卓志選手 大卒右腕投手 最速149キロとスライダーが武器の実績の少ないパワー型投手。巨人スカウトも体の厚さと馬力・球速を評価されています。…

堤GM事実上の更迭により鹿取新GM兼編成本部長就任。そこから見る巨人の大きな方針転換とは

巨人は13日、株主総会と取締役会を開き、読売新聞東京本社取締役事業局長の石井一夫氏(60)が、代表取締役社長に就任した。東京・大手町の球団事務所で会見を行い、堤辰佳GMの辞任と鹿取義隆GM特別補佐(60)のGM兼編成本部長就任を発表した。 …

第1回2017年読売ジャイアンツドラフト指名予想【4位~8位】

全ポジション補強対象で頭が痛いドラフト予想後半戦、始まります okimono.hatenadiary.jp 【4位指名予想①】東北福祉大 楠本 泰史選手 左打ち内野手 今期の大学野手の中で高い打撃能力が評価される内野手。スラッガーというわけではありませんが、通算打率3…

第1回2017年読売ジャイアンツドラフト指名予想 【1~3位】

Bクラスどこか最下位も見えてきたなこれ。悟り開けそう さて、今回は第1回ジャイアンツドラフト指名予想をやっていきたいと思います。 まず指名数についてですが、今期の支配下戦力外・自由契約(育成契約落ち)は引退も含め7~9人程度と考えています。…

スライダーが武器の完投型投手 日立製作所 鈴木 康平  大卒社会人右腕投手

日立製作所は3日、都市対抗野球(7月14日開幕、東京ドーム)の北関東代表決定リーグで、新日鉄住金鹿島を6-2で下し、3年連続36度目の出場に王手。最速151キロのドラフト候補、鈴木は8回2失点と好投し「変化球でカウントがとれた」。プロ9球…

本格派大卒右腕  九州産業大  草場 亮太選手  大卒右腕投手

日本ハムが今秋ドラフトに向け、九産大の最速152キロ右腕・草場亮太投手(4年)を上位指名候補としていることが15日、分かった。プロ志望届を提出した場合に1位指名の最有力候補となる早実・清宮幸太郎内野手(3年)と並んで、大学No・1投手をマ…

各ポジションの年齢・成績で見る2017・18年の巨人のドラフト戦略  外野手編

やっぱりBクラスになりました。こうなったらもう堕ちるとこまで堕ちてチームぶっこわさないといかんですね。今どうにかしないと取り返しがつかなくなる 今回は最終の外野手編です。この外野手編が終わったら第1回ドラフト指名予想をやりたいと思います。「…

東京六大学野球 2017年春季リーグ戦を終えて 17・18・19年各ドラフト候補選手を振り返る

毎年多くのドラフト指名選手を輩出する東京6大学。そのためリーグ対戦の結果はその年のドラフト戦略を考える上で重要な要素となります。そのためこの記事では各大学ごとのドラフト候補選手の春季リーグの結果について振り返りたいと思います。振り返る選手…

打撃センスに優れる内野手 東北福祉大 楠本 泰史    大卒内野手

球春到来を前に、17年の東北勢ドラフト戦線を先取りする。大学生では東北福祉大(宮城)の楠本泰史内野手(4年=花咲徳栄)の高い打撃力が光る。 東北福祉大の楠本は強肩を生かして、遊撃手から外野手にも挑戦して新境地を開く。「自分の可能性を広げたか…

守備と安定性に課題を残す未完のサード 立教大学 笠松 悠哉 大卒内野手

立大は4番の笠松悠哉三塁手(4年)が、満塁本塁打を含む2打席連続アーチで5打点の活躍。今季通算12打点とし、リーグトップに躍り出た。東大はリーグワーストを更新する39季連続の最下位が決定。 手応えは完璧だった。1点を返された直後の8回2死満…

15年ドラフト最下位指名選手、長谷川潤選手の現状と1軍への課題

2015年ドラフト全116名中116番目指名、つまり育成も含めた最終指名選手が長谷川潤選手(=石川ミリオンスターズ所属)です。 186センチ82キロサイドスロー右腕。130前半ながら制球のあるストレートと2種のスライダー・スローカーブをメイ…

リリーフ適正の高い152キロ右腕 法政大 熊谷 拓也 大卒右腕投手

法大が長谷川裕也投手の力投で今季初勝利をあげた。法大は2回、2死から下位打線が3連打して先制。7回に追いつかれたが、8回に代打・福田光輝の二塁打から1死三塁とし、明大・斉藤大将(ひろまさ)の暴投で決勝点を挙げた。 法大は8回から熊谷拓也投手…