読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

貴重な左腕サイドスロー  明治大 齋藤 大将   大卒左腕投手

 

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東京六大学野球、明大6-2東大」(8日、神宮球場

 春季リーグ戦が開幕し、3季連続優勝を狙う明大が快勝。今秋ドラフト候補左腕の明大・斉藤大将投手(4年・桐蔭学園)が初の開幕投手で勝利をつかんだ。

 140キロ台の直球で押し五回まで無安打投球。六回に4連打で2点を失って降板したが、打線の援護にも助けられた。「開幕戦で負けるのを見たことがなかったので緊張した。もっとしっかりやらないと」と気を引き締め直していた。

明大・斉藤が初の開幕勝利 140キロ台の直球主体に五回まで無安打/野球/デイリースポーツ online

 【齋藤選手の紹介】

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 179センチ74キロ左投げ左打ち 桐蔭学園

 左腕サイドスローながら最速146キロのストレートにスライダー・スクリューなどを誇る即戦力左腕。先発・リリーフ両面で起用されていますが、先発としては実績は少なく、一方で中継ぎとしては1年次から起用されており、コントロールにも課題を持っていないため、中継ぎとしてならば即戦力として期待できます。

 【齋藤選手の課題】

 サイドスローながら最速146キロを放てるのはフォームに秘密があり、それが齋藤選手にとっての大きな問題にもなっています。


<2017年ドラフト候補>明治大学 齊藤 大将 投手<桐蔭学園高校>【3年】:東京六大学野球2016年 春季リーグ法大戦

 齋藤選手のフォームは左腕に遠心力をつけ、その勢いもプラスしておもいっきり腕を振るものとなっています。そのため腕への負荷が大きく、故障覚悟のフォームとさえ言われています。しかしそのフォームであることで左のセットアッパーとして評価できるほどの球を放てているため、スカウトがどう評価するかです。

 また先発経験こそあるものの、完投経験がなく実績も少ないため、現状では左腕先発としての評価は低いです。

 【指名順位予想】

 左腕サイドスローといえ、中継ぎ前提で最速146キロは物足りなさが残ります。そのため現状では3~4位辺り。大卒であるため成長の余地も見込んでの指名順位となります。

 中継ぎとはいえ最速150キロも記録できるようになれば、2~3位での指名も視野に入ってきます。