読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

巨人が第一次戦力外を発表。支配下1名、育成4が第一次戦力外を発表。支配下1名、育成4名が戦力外に

 

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巨人は戦力外通告解禁となった4日、松井義弥内野手(21)、育成選手の山川和大投手(26)、平井快青投手(21)、田中優大投手(22)、加藤壮太外野手(23)の計5選手に来季の契約を結ばないと通達したことを発表した。

 また、いずれも育成選手の谷岡竜平投手(25)、與那原大剛投手(23)、堀田賢慎投手(20)、黒田響生内野手(21)、山下航汰外野手(21)には自由契約とすることを通達したと発表された。この5選手は再契約を結ぶ見込みとなっている。

【巨人】5選手に戦力外通告 谷岡、堀田、山下ら5選手には自由契約を通達 : スポーツ報知

 

【第一次戦力外が発表される】


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 10月4日付けで支配下選手1名育成選手4名に戦力外通告を発表。戦力外の第1弾はクライマックスシリーズで戦力となる見込みがない選手が通告されるため、まだ一軍起用の可能性を残している選手はシーズン終了後の第二次戦力外通告されます。
 支配下では九州のゴジラと呼ばれた松井選手が戦力外。二軍では打率1割台を切っていたため、戦力外候補の筆頭となっていました。

【意外だった戦力外選手】


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 今回は育成選手が中心となる戦力外通告ですが、戦力外になったの4名。その中には契約2年目の加藤壮太選手の名前もありました。加藤選手は武蔵ヒートベアーズから19年育成2位で巨人に入団。大型外野手として長打を期待され入団しました。
 育成契約は3年で一度自由契約にする必要があり、再契約する場合は毎年育成契約する必要あります。このため多くの育成選手は3年目に戦力外通告をされています。

 しかし加藤選手はまだ今年で2年目であり、自由契約になるのは来年になります。このため成績こそ伴っていないものの、戦力外になるとしても来年の候補と考えていました。しかし今年で戦力外になったことを考えると、よほど見込みがないと判断されたか、素行が悪く首脳陣の目についたってことになります。

 

 

【生き残った選手について】


 一方で再契約で残ったのが與那原・黒田選手。黒田選手は今年リハビリから復帰こそしたものの、出場は代走止まりでスタメンでは全く出場していません。このため今年で戦力外と考えていましたが、再契約する見込みと発表されています。

 ショートだけでなくセカンド・サードでも起用されているため、今年は育成も投手・外野手中心とするために残した可能性が高くなっています。

 與那原選手については正直なところなぜ残されたのかわかっていません。成績面や素材面での成長もあまり見られず、今年も2軍で先発起用こそされていたものの、防御率7点台であまり結果を残せていません。

 普天間高校とドラフト候補はあまり出てこない高校であるため、今後のパイプに影響があるために残した可能性も低く、今年の2軍ローテが故障者続きで崩れたことがあり、現在の2軍ローテも鍬原ー今村ー戸田ー山本ー直江ー横川で戸田、今村選手が1軍に動員された場合2軍先発が足らなくなるため、2軍維持の為に残された可能性はあります。

 

【今後について】

 育成選手は大半が去年指名された選手であり、支配下から育成になった選手を除くと残った選手は0となっています。このためメインは1軍起用の可能性が残った選手を戦力外にする2次戦力外であり、ドラフト次第で大きく変動するものとなります。