読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

迫力のあるスイングで長打を量産するスラッガー 鹿児島城西 明瀬 諒介選手 高卒右内野手

 

◆第105回全国高校野球選手権鹿児島大会準決勝 鹿屋中央5―1鹿児島城西(21日、平和リース球場)

 鹿児島城西の投打二刀流・明瀬(みょうせ)諒介内野手(3年)が21日、プロ志望を表明した。鹿児島大会の準決勝・鹿屋中央戦に「3番一塁」で先発出場したが、4回の中前の1安打に終わり、本塁打も打点もなし。1―5の4点ビハインドで迎えた9回1死からは「チームに勢いをつけたかった」と4番手としてマウンドにも立ち、最速147キロもマーク。アウト二つはいずれも三振で奪う力投を見せたが、熱い思いは届かず、チームは8年ぶりの決勝進出がならなかった。

 1回1死一塁の先制機には三ゴロ併殺。3点差を追う6回には左翼ポール際へ大飛球を放ち、スタンドを大いに沸かせたが「ちょっとバットのヘッドが返るのが早かったです…」と惜しくもファウル。見せ場をつくれないままの敗退に「やっぱり甲子園に出て、甲子園でホームランを打ちたかったな、と思います」と悔しさは隠し切れない。

 それでも、打っては高校通算49本塁打、投げてもMAX152キロの二刀流の潜在能力を高く評価する球団は多く、今秋のドラフトでも、上位指名候補に位置づけられている逸材の一人だ。

 かつてソフトバンクの前身・ダイエーや西武で活躍、首位打者も獲得した佐々木誠監督は「表舞台(甲子園のこと)に立たないと、なかなか評価されないでしょうけど、評価は各球団が考えることで、われわれが考えることじゃない。本人は『プロ一本』と言っていますし、彼の人生。頑張ってほしい」と本人の意志も確認済み。明瀬も試合後、指名順位にも球団にもこだわらず「プロ一本、そのつもりです」と明言。今後は「野手一本で行きたいです」と一塁だけでなく、三塁も守れるように練習を続けていくという。身長183センチ、体重93キロの恵まれたサイズで、右の和製大砲候補となれば、まさしく将来性十分。この秋、注目の存在になってきそうだ。

「野手でプロ一本」鹿児島城西の二刀流・明瀬諒介が表明 最後の夏は準決勝敗退【全国高校野球選手権鹿児島大会】:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!

 

【明瀬選手の紹介】


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183センチ93キロ 右投げ右打ち

ポジション:ファースト

 

 力強いフルスイングから長打を生み出す高校通算49本塁打の右のスラッガー。高校生トップクラスのパワーを誇り芯に当たらないフライも外野スタンドに運ぶほどであり、打球速度が早くゴロに内野手が全く反応できず外野前ヒットにできています。その打撃力の高さから準々決勝のれいめい戦では2打席連続で申告敬遠をされるほどであり、すでに多くのスカウトがスラッガー候補として注目しています。

 またスイングスピードが速いためぎりぎりまでボールを見ることができることからスラッガーながら見ることができるため、スラッガーながらチャンスも広げられるチャンスメーカーとしても機能しています。

 パワーをさらに強化するため2年冬に下半身の筋力トレーニングを重点的に行いスイングパワーをアップさせたことでインコースも差し込まれずヒットにできるようになりました。

 投手としても最速152キロの強肩を誇ることからファーストメインですがサードにも挑戦しており、プロ志望を明言していることから可能性を秘めたスラッガー候補として上位指名が期待されています。

 

【指名への課題】

 魅力は50発を放ったパワーを秘めたスイングですが、スイング自体はまだ荒さが目立ち、特に引っ張りの打撃ではスイング中にフォームのバランスを崩すことが多いためパワーが乗り切れず、弱い当たりのバウンド性のゴロが多くなっています。

 あまりライト方向を意識した長し打ちのバッティングが少なく、右投手のアウトコースに対しても明らかに引っ張りを意識しており、そこに荒いスイングが加わるため弱いゴロが多くなっています。タイミングを取るのもあまりうまいほうではなく、地方大会では変則投手が多かったことからタイミングを外され自分のスイングができておらず、打ちあぐねているシーンが多く見受けられました。

 守備については公式戦ではファーストと投手のみでありあまり足も速いほうではないため、プロではファーストメインで経験を積みながら練習ではサードの経験を積み、3~4年後の1軍戦力を期待したいところです。

 

 

【指名順位予想】

 スイングスピードの速い大型スラッガーで今年のドラフト候補の中では貴重な右のスラッガーとなります。高卒BIG3に比べると技術面では見劣りますがパワーは高卒野手の中でもトップであり、サード守備ができる可能性を残していることから起用の幅も広く、投手としての肩の強さやファースト守備でライナー性の当たりにも食いつける打球反応の良さを見せているため、未知数ではあるもののファースト専としては見られないため、指名順位は高くなります。

 プロでは野手1本を明言しており多くのスカウトが野手評価のため、スカウトと本人の希望による乖離の心配もなく、課題としては打撃では荒さがあるため、現状の評価では外れ1位~2位指名候補となっています。