読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年選抜高校野球3日目を終えて  ドラフト候補選手を振り返る(三浦・古賀・難波・金久保)

第1試合(福岡大大濠6ー3創志学園

 

  福岡大代濠のドラフト候補は右腕先発の三浦選手と捕手の古賀選手。

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 三浦選手は175センチ75キロの先発右腕。試合展開はカーブでカウントを取りつつ、スライダーとストレートで三振を取るといったものでした。ただカーブがど真ん中にいったりストレートが高めホームランコースに行くことが多々ありました。創志学園が打ち損じてくれたおかげで2失点で済んだ場面も多く、上位指名は厳しいものに感じられました。

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 古賀選手は犠打・四球で自慢の長打は見れませんでした。キャッチングは今のところ無難にこなしており、次の試合に期待したいところです。

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 創志学園の難波選手は投手兼外野手の右投げ左打ち選手。打撃ではインコースに来たカーブを引っ張り二塁打にするなど、長打を見せ付けていました。

 一方投球に関しては二番手として登板。うわさには聞いていましたが、ダイナミックなフォームからの見事な野手投げであり、よくあの投げ方でその球を投げられるなと正直関心するほどのものでした。フォーム改造をすれば化けるかもしれない存在ではありますが、178センチ右投げ左打ちで飛出た打撃は魅せられていないため、投手でも下位もしくは育成、野手評価だと指名は厳しいかもしません。

 

 第2試合(東海望洋2-6滋賀学園

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 東海の金久保選手は高卒投手不作年の17年の中で数少ない上位候補といわれる投手。180センチ右投げの投手であり、常時140前後のストレートが武器とされていますが、ストレートよりも縦に曲がるスライダーのほうが空振りを取れていました。ストレートよりもスライダーを評価してもよいくらいです。むしろストレートは低めに投げてゴロを打たせるといったものの方が多く、ボール先行になる場面が多かったため、より制球がつけば上位も狙えると思います。それと打撃は現時点でもあまり上手ではありませんでした。

 ただ200球投げて明らかに変化球が効かなくなっている金久保選手を投げさせ続けないといけない投手事情はどうなってるんでしょうか。酷使が心配です。