読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

伸びのあるストレートの片鱗をもつ右腕 旭川大高 沼田 翔平選手 高卒右腕投手

 第100回全国高校野球選手権記念大会が5日、甲子園で開幕。旭川大高(北北海道)は6日、初戦を迎える。開会式後、約2時間の練習を行った。旭川大高は第4試合で佐久長聖(長野)と対戦。146キロ右腕・沼田翔平(3年)が全国舞台でベールを脱ぐ。 4万1000の大観衆が見守る中、旭川大高ナインが56校のトリを飾って行進した。「甲子園っぽいと感じました」。憧れ続けてきた大舞台。プロ注目の146キロ右腕・沼田の表情はすがすがしかった。

 沼田は、4日の紅白戦に先発し、初回だけで5安打3失点。まだ本調子とは言い難いが、端場雅治監督(49)は「心配は心配だが、あいつは紅白戦では打たれる。大丈夫」と笑い飛ばす。主将の青木亮樹三塁手(3年)が「軽く投げていたんだと思う。これから上げてくると思います」と言うように、ナインの信頼も揺るがない。

 100回目の今大会。同校が初戦で勝利すれば、北北海道勢の通算20勝、同校としても夏の甲子園は25年ぶりの勝利と、節目にふさわしい一戦となる。「状態は万全です」と沼田。“北海道ナンバーワン右腕”が、勝利で甲子園デビューを飾る。(宮崎 亮太)

【甲子園】旭川大高、最速146キロ右腕・沼田翔平「状態は万全です」 : スポーツ報知

 

 

【沼田選手の紹介】

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175センチ65キロ 右投げ右打ち

変化球:スライダー・カーブ

 

 ワインドアップから腕を前に出すようなフォームから最速146キロ、常時130後半のストレートが武器の右腕投手。ストレートだけでなく落差あるスライダーも持ち味のひとつ。ストレートは球速以上の伸びを見せることもあり、今季北海道No.1投手と評価されています。

 

【指名への課題】

   右に対してはインコースへのストレートとスライダーで討ち取れていますが、左に対してはカーブが決まらずストレートもアウトコースは外に抜けやすく、勝負できるコース、球速がインコースのストレートとスライダーに限られるため、左に対しては失点・球数が増えています。このためバッテリーも中盤からカーブを使わずストレートとスライダーの組み立てに変えていました。

 使える変化球が少ないことや、ストレートの制球が決してよくなく高めに抜けやすいなど、高卒としてみてもかなり課題が多い選手となっています。

 

 

【指名順位予想】

  現状では課題が多く支配下指名は厳しい選手となっています。まだ体も細いためプロ志望は出さず進学・社会人で体を大きくし、投球レベルを上げて将来的に上位を狙う可能性はあります。

 ただストレートの伸びや100球を超えても落ちないキレなど随所に光るものはあるため、志望を出した場合は素材型として育成2~4位が指名順位となります。