読売ジャイアンツのドラフト戦略を語る

巨人が取るべきドラフト候補選手、また現状の選手たちの実情から取りうるべきドラフト戦略を語っていく

2017年ドラフト指名選手の巨人における起用方針と課題 育成6位 関西大 小山 翔平選手 大卒右捕手

 

プロ野球ドラフト会議」(26日、グランドプリンスホテル新高輪

 巨人が育成ドラフト6位で、入団テストに合格した関大・小山翔平捕手(21)を指名した。

 同捕手は入団テストを受験するため、今秋の関西学生野球リーグ戦前に退部届を提出。学生野球側とプロ側の取り決めで、退部者は「プロ野球志望届」を提出する必要がないため、大学生のプロ野球志望届提出者には記載がない中での指名となった。

 「大学野球部員のプロ野球団との関係についての規定」で、プロ野球を志望する大学生は志望届を提出しなければプロ野球団と交渉できず、入団テストも受験できない、と規定されている。一方で、「当該連盟の公式戦が終了するまで」は一切、プロ野球団と交渉を持ってはならないとも取り決めている。

 ただ、実際に大学生が入団テストを受ける際には「時期」が問題になる。プロ野球の入団テストは通常、9月中旬から下旬に行われるが、この時期はどの連盟も秋季リーグ戦の真っただ中。公式戦が終了していないので規定上、志望届を提出しても入団テストを受験することはできない。

 「有力なドラフト候補ではないけれど、どうしてもプロで勝負したいという大学生が入団テストでアピールしたいと思えば、『退部届』を出して受験する以外に選択肢がない」とはNPB関係者。今回の小山はこのケースにあたり、過去に2013年に巨人から育成ドラフト2位で指名された長江翔太投手の例があるという。

 小山は京都・東山高出身で、身長170センチ、体重70キロ。右投げ右打ち。大学での実戦経験は少ないが、肩が強く、巨人は今後の伸びしろに期待を寄せてという。

巨人 志望届なしの大学生を育成指名!?/野球/デイリースポーツ online

 

 

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【小山選手の紹介】

170センチ77キロ 右投げ右打ち

小柄で実戦経験がないながらも、素材面での伸びしろを期待され獲得されました。捕手としてよりも、体の強さや送球能力が評価されているため、コンバートも視野に入れた獲得の可能性があります。

 

支配下への課題】

  捕手として実戦経験が少ないことと伸びしろを期待された選手というのは高卒ならともかく、22歳からのスタートとなる大卒にとっては非常に大きなハンデですよ14年育成3位で、今年支配下となった田中貴也選手も、指名時点で捕手としてのスローイング評価され、ベストナインも獲得していたため、捕手経験を積んでいました。

 小山選手は捕手として積み上げるものが多いなかでのスタートのため、今年一年はトレーニングがメインとなり、3軍での正捕手起用は高山・広畑選手がメインとなります。場合によってはDHで起用し、打撃面で結果を残せれば上記二人に代わり捕手起用となる可能性があります。